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大凡1.5hで構築するraspberry pi + node-red + samba

Last updated at Posted at 2018-07-28

目的と用意するもの

目的:
raspberry piにNode-REDをインストールして、RM Mini3からPython-broadlinkで、Amazon ECHOから、家電を操作したり、外付けHDDをNAS化します。
不注意によりクラッシュさせてしまうことがあるので、俺環用の手順書を作りました。

声による家電の操作は快適です。ゴロゴロしながらエアコンやテレビのオンオフ。一度楽を覚え、堕落した生活に慣れると後戻りできません。
あとは、私と同じようによくわかんないけど、Amazon Echoがあるし、なんちゃってIoT化をしてみたいと興味がある方の微力ながらの助けになれば。

適宜読み替えて頂ければ、ある部分では汎用的な手順書として使え...るかなぁ。

主な読み替え箇所

  • ユーザー名:hoge
  • IPアドレス:192.168.11.nnn

用意するもの:

以前SSHで接続している場合

$ ~/.ssh/known_hosts

の中身を削除しないとIPアドレスが変更されたときにSSH接続できないので削除しちゃいます。
本当にこの対応でいいのだろうか...

SDカードをFAT32でフォーマット

terminalから挿入前後の$ dfの結果を比較してmicsroSDカードを特定。
俺環では/dev/disk2でした。

$ diskutil unmountDisk /dev/disk2
$ sudo dd if=2018-06-27-raspbian-stretch-lite.img of=/dev/rdisk2 bs=4m

先人の記事によるとdisk2rdisk2と書くと何倍だったか速いそうです。
ブロックサイズ4Mが有効かは検証していませんが、速く書き込めているようです。

初めからSSHで接続できるようにする

microSDカードを挿入しなおして、SSHという中身なしのファイルを作ります。
注意するところは拡張子が無いこと。

$ cd /Volumes/boot
$ touch ssh
$ sync

DHCPからstaticに変更

SDカードを取り外し、raspiに取り付け、LANを接続し起動。
iOSappのfingかなにかでraspverry piのIPアドレスを確認。
詳しい方は pingとかarp -aとかで検索するんでしょうか。
初めからstaticで起動する方法をご存知の方、教えてください。

$ ssh pi@{raspberry piのアドレス}

でSSH接続します。
ユーザーpiのpasswdはrspberryだそうです。

$ sudo vi /boot/cmdline.txt

net.ifnames=0

を追記してインターフェイスの名前をMAC addressからいつものeth0にします。

$ sudo sudo shutdown -r now

再起動したら再びSSH。

$ ssh pi@{raspberry piのアドレス}

DHCPからstaticに変更します。

$ sudo vi /etc/dhcpcd.conf

interface eth0
static ip_address=192.168.11.22/24
static routers=192.168.11.254
static domain_name_servers=192.168.11.254 8.8.8.8

を追記します。

raspi-configで設定

$ sudo raspi-config

それっぽいメニューから
容量の最大化
piのパスワードの変更
hostnameの変更
などを実施します。

作業用ユーザーの追加

作業用ユーザーを追加します。

$ adduser hoge

追加したらsudoersに追加します。

$ sudo vi /etc/sudoers

あれ?こっちだっけ?

$ sudo visudo

hoge ALL=(ALL:ALL) ALLを追記します。

$ sudo shutdown -r now

起動したら

$ ssh hoge@{raspberry piのアドレス}

でSSH接続して

$ vi .bashrc

にお好みのaliasを追記します。

alias la='ls -aF'
alias ll='ls -alF'
alias df='df -h'
alias pu='pushd'
alias cf='pushd'
alias po='popd'
alias cs='popd'

インストール済みの更新

aptで更新します。

$ sudo apt update
$ sudo apt dist-upgrade -y
$ sudo apt autoclean

Node-Redのインストール

すでにNode-Redがインストールされていると聞きましたが...

$ node-red-start

をしてみて、無ければ以下でインストール。
無いんじゃん。

$ sudo apt install nodered -y
$ sudo update-nodejs-and-nodered
$ sudo systemctl enable nodered.service

pythonとかをインストール

黒豆こと、RM MINI3を使えるように諸々インストールします。

$ sudo apt install python python-pip -y
$ sudo pip install broadlink
$ sudo apt install git
$ git clone https://github.com/mjg59/python-broadlink.git

でインストールできたら

$ cd python-broadlink/cli
$ ./broadlink_discovery > ROOM.device
$ vi ROOM.device

IPアドレスの行だけ残して他は削除し、保存して終了。
準備ができたら、いよいよリモコンのコードを学習させます。

$ ./broadlink_cli --device @ROOM.device --learnfile ファイル名

必要なボタンの学習が完了したら

$ ./broadlink_cli --device @ROOM.device —send @ファイル名

で送信テストをしてみます。
正常に送出できたら、長いのでシェルスクリプトを作ります。

$ cd
$ vi room.sh

#!/bin/sh
cd /home/hoge/python-broadlink/cli
./broadlink_cli --device @ROOM.device --send @$1

を書いて、保存して終了。

$ ./room.sh ファイル名

で動作確認します。

NAS化

NTFSを読み書きできるようにする

$ sudo apt install ntfs-3g -y

USB HDDを接続して

$ sudo dmesg | grep sd

で接続したHDDを確認します。
今回は/dev/sda2として認識されました。
マウントポイントを作ってマウントします。

$ sudo mkdir /media/storage
$ sudo mount /dev/sda2 /media/storage

で正常にマウント出来たらHDDのUUIDを確認します。

$ sudo blkid
$ sudo vi /etc/fstab

確認したUUIDを/etc/fstabに追記します。

UUID=xxxxxxxxxxxxxxxx   /media/storage  ntfs    defaults,notime 0       0

これでいいのかはわんないけど、それっぽい感じで動いています。
sambaをインストール。

$ sudo apt install samba -y
$ sudo cp /etc/samba/smb.conf /etc/samba/smb.conf.org
$ sudo rm /etc/samba/smb.conf
$ sudo vi /etc/samba/smb.conf

[global]
workgroup = WORKGROUP
interfaces = 192.168.11. 127.0.0.0/8 eth0
bind interfaces only = yes
hosts allow = 192.168.11.
max log size = 100
security = user
unix charset = UTF-8
dos charset = CP932
read only = no
create msk = 0644
directory mask = 0755

[nas]
comment = nas
path = /media/storage/NAS
public = yes
read only = no
browsable = yes
force user = hoge

を追記します。

$ sudo smbpasswd -a hoge

でsambaユーザー、パスワードを設定します。

シンボリックリンクを作成

長いPathを叩くのは面倒なのでシンボリックリンクを作成します。

$ ln -s /media/storage hdd
$ ln -s /home/hoge/python-broadlink/cli rmmini3

以前作成したリモコンのコードを復元

退避している赤外線のあれこれを復元したり。

$ cp -r hdd/rmmini3/* rmmini3/

まとめ

ここまででおおよそ1.5~2hくらいで完成。
こまめにイメージを抜いておきましょう...
後悔する前に...

参考にさせていただいた先人達の記事は後ほど。

Amazon Echoで遊ぼう

前提環境

大凡1.5hで構築するraspberry pi + node-red + samba

Amazon Echoから家電を制御シリーズ

Amazon Echoから家電を制御 0 ~RMmini3 + python-broadlinkで学習~
Amazon Echoから家電を制御 1 ~node-red-contrib-alexa-local~
Amazon Echoから家電を制御 2 ~テレビを我が手中に収めてやった 基本操作編~
Amazon Echoから家電を制御 3 ~テレビを我が手中に収めてやった ch操作編~

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