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WACATE2021冬の1日目に行ってきました。

Last updated at Posted at 2021-12-12

ソフトウェアテスト界隈では有名なWACATEに参加してきました。
オープニングでぜひアウトプットをしてほしいとの事だったので、終わったばかりですが、さっそくしたいと思います。(記事の内容は適宜更新します。)

あ、私は犬派です。

#WACATEとは
概要ページ

WACATEは、Workshop for Accelerating CApable Testing Engineersの略で、内に秘めた可能性を持つテストエンジニアたちを加速させるためのワークショップです。
「若手でテストに興味がある者」を主な対象とし、夏と冬、年に2回開催されます。
若手を対象にはしていますが、気持ちが若手であればだれでも参加できます。
コロナ前までは1泊2日の泊まり込みのイベントでしたが、現在は2週にわたってオンラインで開催されています。

#1日目のセッション一覧

日時 セッション名
10:00 – 10:20 ようこそWACATE2021 冬へ!
10:20 – 11:30 ポジションペーパーセッション
11:50 – 12:20 組込み開発エンジニアがソフトウェアテストの勉強をして変わったこと(BPPセッション)
13:40 – 15:40 デシジョンテーブルで振る舞いを整理しよう
15:55 – 17:25 ふりかえりをふりかえる
17:40 – 18:20 クロージングセッション

#各セッションの概要と所感
##ようこそWACATE2021 冬へ!

  • 今年は28名の方が参加
    • オンラインの特徴かもしれませんが、割と初参加の方が多かったです。
    • どこでも参加できるということが要因かもしれません。
  • WACATEは今回で28回目の開催(たまたま数字がかぶりました。)
  • 内容としては、注意事項やWACATEについての説明がメインでした。
    • 赤ちゃんの声がたびたび聞こえたので、癒されるな~という感じでした。

##ポジションペーパーセッション

  • WACATEの名物企画
    • ポジションペーパーという参加申し込み時に書いた自己紹介みたいなものを使って、他の方に軽く挨拶をするもの
  • 今年もいろいろなポジションペーパーがありました。
    • これを読むだけでもいろいろ気づくこととか学べることがあったりします。(今年もありました。)
    • あまり具体的に書くと、いろいろ影響しそうなのでここでは書きません。

##組込み開発エンジニアがソフトウェアテストの勉強をして変わったこと(BPPセッション)

■ソフトウェアテストに対する考え方

過去 現在
これをやればよいというアプローチ(銀の弾丸)がある テストに正解はない
テストケース作成とテスト実行のみのプロセス 開発と同じようなプロセスがある
レビューはテストする前の事前チェック レビューもテスト(静的テスト)
テストは下流工程で貢献 上流工程でも貢献できる

■ソフトウェア品質保証に対する考え方

  • テストだけで品質があがるわけではない、ソフトウェア品質技術は多岐にわたる
    • プロダクト品質とプロセス品質
    • 上流工程での品質作りこみ技術
    • 下流工程での確認技術
    • V&V

■ソフトウェアエンジニアの役割に対する考え方

  • これからはQA系エンジニアの役割が重要(QMファンネルを用いて説明)

とても共感できるところが多かったです。「テストに正解はない」は時頼忘れてしまうことがあるなと個人的に感じました。
また、やっぱりすごい人は学びほぐしをしているなぁと感じました。(どこかでこの言葉使っている人いたような。。)

##デシジョンテーブルで振る舞いを整理しよう

実際にグループワークをすると人によって、いろいろなデシジョンテーブルが作成されていました。理由を聞くとなるほどな。。とかそれ抜けてわと感じることがあり、とても有意義な時間でした。
デシジョンテーブルテストを作るには同値分割のスキルであったり、因子・水準のスキルが必要だなと感じました。

また、組み合わせを作るのがしんどいという話があったので、GIHOZを紹介したら皆さん感動してました。(笑)

##ふりかえりをふりかえる
いままでやっていたふりかえりのふりかえりをする(通称ふりふり)セッションでした。
対象としては個人のふりかえりです。
このセッションでやったふりかえり手順は以下の手順です。

  1. 出来事を書く(具体的に)
  2. その出来事の感情を書く
  3. その感情になった理由を書く
  4. 次にどう活かせるかを書く(すぐできる内容を書くこと)

このふりかえりのポイントとしては

  • 出来事≒事実を捉えること
    • 学びをいきなり出すことが多い
    • 対策が出来るものをあげている
    • 感情面から一番インパクトがあるものから洗い出す
  • 全体のふりかえりを見渡して「ん?」ってなったら、しるしを付ける

ここではふりかえりは意味づけ・意義付けすることに意味があるという説明があり、「これは考えていなかったなぁ」と思いました。
また、他人のふりかえりを見ても新たな学びが多いなと感じたセッションでした。

#おわり
今回もあっという間の時間を過ごした気がします。
来週は集合時間が1日目よりも早いということで、寝坊しないように準備したいと思います。
別の班で以下の記事を共有していたので、書いてよかったなと思いました。

※ちなみに私は探索的テストの動画見ている途中です。

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