前回につづき、第2回 FILESシナリオ を実施する。
このシナリオでの学習目的は
・データコピー、リネーム、削除等が簡単な操作で実施できることを体験する。
・z/OSを難しく感じさせているデータ操作はそれほど大変ではないと分かるよ。
1. 課題にアクセス
まず、Z xplore にアクセスし、「FUNDAMENTALS」をクリック
2. 2つ目のシナリオである「FILES」が選択可能となっているのでクリックし、PDFをダウンロードしておく。
3. シナリオ2-1 REFINE YOUR FILTER
「DATA SETS」にある自身で追加したプロファイルの右にある虫メガネアイコンをクリック
開いた検索欄に「Zxxxxx,ZXP.PUBLIC」と入力し、エンター
プロファイル左にある">"マークをクリックして展開してみると以下の様になる。
4. シナリオ2-2 YOU CAN LOOK...
シナリオ2−1で展開されたデータの中には様々なデータがあるけども、自身のIDで始まるデータセットにはフルアクセス権が付けられている。一方、ZXP.PUBLIC で始まるデータセットには読み込み権限しか与えられていない。
5. シナリオ2−3 LET'S MAKE SOME DATA SETS
ZXP.PUBLIC.JCL を展開して「PDSBUILD」データを見つけ、該当データを右クリック-[Submit Job]をクリック
6. シナリオ2-4 SHOW US WHAT YOU GOT
プロファイル左にある"V"マークを閉じて再度開くと内容が更新されていることが分かる。更新されたデータの中に「Zxxxx.INPUT」データセットがありその中に「Partitioned Data Set(PDS)」がある。
7. シナリオ2−5 IF YOU NEED TO START OVER
データセットをリセットしたい場合は、シナリオ2−3 LET'S MAKE SOME DATA SETS を実施し直すこと。
8. シナリオ2−6 RENAME IN THE MAINFRAME
自身のINPUTデータセット(Zxxxxx.INPUT)内にファイルがある。(各ファイルには以下のようにそれぞれ実施する内容等が記載されている)
これらのファイルから Rename 指示のあるファイルを右クリックして指定のファイル名に変更する。
私の場合、M1ファイルを右クリックして「BROWN」へファイル名称を変更。
9. シナリオ2−7 MEMBER DELETION
Delete 指示のあるファイルを右クリックして、ファイルを削除する。
私の場合、M3ファイルを右クリックして「Delete」をクリック。
10. シナリオ2−8 ROGER, COPY THAT
Zxxxxx.SURPRISE データセットの中にファイルがあるのでそれを右クリック-「Copy Member」によりコピーする。
11. シナリオ2−9 TEH ACE OF PASTE
ここでは、Zxxxxx.INPUT データセットを右クリックし、「Paste Member」をクリック
12. シナリオ2-10 SEQUENTIAL SUCCESS
ここでは、自身のZxxxxx.SEQDS データを開き、データ末尾に「hello」と記載した。
13. シナリオ2−11 MAKE YOUR OWN MEMBER
ここでは、自身の Zxxxxx.INPUT を右クリック-「Create New Member」をクリックして、新規ファイル名を「MYNEWMEM」とした。
14. シナリオ2-12 RECORD YOUR VICTORY
ここまでの段階で、自身の Zxxxxx.INPUT にはオリジナルのファイルが2つ、リネームしたファイルが1つ、別の場所からコピーしてきたファイルが1つ、新規作成したファイルが1つ、計5つのファイルがあり、Zxxxxx.SEQDS ファイルの末尾にデータが追記されている。
最後に、「ZXP.PUBLIC.JCL」データセットからFILES1を選択し、右クリック-「Submit Job」をクリックして本シナリオを終了する。
15. 締め
FILES1挑戦画面( https://ibmzxplore.influitive.com/ )を見てみると、「Challenge Complete, check my FILES submission」ボタンが表示されているので、こちらをクリックして完了!