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IBM Z マスターへの道① ~環境構築編+VSC1~

Last updated at Posted at 2022-05-28

メインフレームである IBM Z。
この IBM Z の無料で利用できる学習環境として「IBM Z Xplore」がある。また、この環境を Visual Studio Code(VSCode) から利用することができる。
これから IBM Z Xplore を通し IBM Z マスターへの道を記載しようと思う。

1. まず IBM Z Xploreにアクセス
 https://ibmzxplore.influitive.com/forum/ に初めてアクセスするとサインアップの画面が表示される。
1.png
2. サインアップ
 以下の項目を記載し、「Sign Up」ボタンをクリック
 ・Email
 ・Name
 ・Password (パスワードは少なくとも12文字、アルファベット大文字・小文字・数字・記号を少なくとも3文字含む)
 ・確認用Password
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 その後、いくつか確認画面が表示されるが、画面にある青ボタンを押していけばO.K.
8.png
3. SNSとリンク(オプション)
 自身のSNSアカウントを以下の方法で IBM Z Xplorer とリンクさせることができる。
 3.1. 自身の名前部分をクリック
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 3.2. 表示される画面で「Edit your profile」をクリック
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  3.3. 連携したいSNSをクリック
12.png
4. 学習開始!
4.1. まずは「fUNDAMENTALS」をクリック
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4.2. VSC1をクリック
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4.3. 「VSC1 Challenge」をクリックしてシナリオが記載されたPDFをダウンロード。
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5. VSC1シナリオ
 ダウンロードしたPDFには操作内容が記載されているので、この通りの操作を実施していく。
 概略:このシナリオでは VSCode に「IBM Z Open Editor」をインストール。その後、ユーザスペースにあるフォルダやファイルを操作していく。
5.1. 環境準備
5.1.1. node と VSCode インストール
16.4.png
インストラクションの指示どおり https://nodejs.org/en/ へアクセスし、インストーラーから NODE.JS をインストールする。
同様に、https://code.visualstudio.com/download へアクセスし、インストーラーから VSCode をインストールする。
5.1.2. VSCodeへ「IBM Z Open Editor」拡張機能をインストール
スクリーンショット 2022-05-28 16.35.37.png
 VSCode を立ち上げ左の縦に並んでいるアイコンから「機能拡張」ボタンをクリックし開かれたウィンドウで「ibm z open editor」を入力すると、「IBM Z Open Editor」を見つけられるので青枠の[インストール]をクリックする。
17.png
5.2. 演習シナリオ
 VSCode の左サイドバーから「Z」マークのアイコンをクリックし、Zシステムを制御可能な Zowe エクスプローラを開く
スクリーンショット 2022-05-28 16.36.30.png
5.2.1. DATA SETS で自身のプロファイル作成
 左列の上段「DATA SETS」の右側にある[+]ボタンをクリック
スクリーンショット 2022-05-28 16.41.13.png
「+Create a New Connection to z/OS」にカーソルを当ててリターン
スクリーンショット 2022-05-23 23.46.24.jpg
 その後、以下を入力
 ・新規コネクション名(ここでは、「zxplore」 とする)
スクリーンショット 2022-05-28 16.53.56.png
 ・プロファイルタイプ(「zosmf」を選択)
 スクリーンショット 2022-05-23 23.46.42.jpg
 ・z/OSのURL(4.3でダウンロードしたPDFに記載されているz/OSのURL)
スクリーンショット 2022-05-23 23.47.07.jpg
 ・ユーザーID・パスワード(4.3.で表示されたユーザIDとパスワード)
スクリーンショット 2022-05-28 17.03.32.png
 ・認証されていない接続を拒否?(こちらは「False - ・・・」を選択、自己認証を受け入れる)
スクリーンショット 2022-05-23 23.47.54.jpg
 ・あとはそのままリターンを繰り返す(証明書のパスやベースAPIへのパス、使用プロトコル等の確認)

 そうすると、「DATA SETS」に「xplore」プロファイルが作成される
スクリーンショット 2022-05-23 23.48.46.jpg
 上記「zxplore」右の虫メガネマークをクリックし、検索欄に自分のIDを入力
スクリーンショット 2022-05-23 23.49.20.jpg
 検索中となりしばらく待つと以下のように「DATA SETS」欄にリストが表示される
スクリーンショット 2022-05-23 23.49.42.jpg
 次に、左中段にある「UNIX SYSTEM SERVICES (USS)」横にある[+]をクリック
スクリーンショット 2022-05-23 23.49.59.jpg
 表示される検索欄に「DATA SETS」で作成した名称が表示されるのでそれを選択(ここでは「zxplore」)
スクリーンショット 2022-05-23 23.50.06.jpg
 同様に、左下段にある「JOBS」横にある[+]をクリック
スクリーンショット 2022-05-23 23.50.26.jpg
表示される検索欄に「DATA SETS」で作成した名称が表示されるのでそれを選択(ここでは「zxplore」)
スクリーンショット 2022-05-23 23.50.32.jpg
5.2.3. プロファイルの詳細検索
   「DATA SETS」の「zxplore」右の虫メガネマークをクリックし検索欄を表示させ、次は以下のように入力
スクリーンショット 2022-05-23 23.51.29.jpg
 検索中となり・・・
スクリーンショット 2022-05-23 23.51.55.png
 結果は以下のようになる
スクリーンショット 2022-05-23 23.52.37.png
 検索結果の中に「VSC.JCL」があるので、右クリックし表示されるメニューから「Submit Job」を選択
スクリーンショット 2022-05-23 23.53.17.jpg
6.締め
 VSC1挑戦画面( https://ibmzxplore.influitive.com/ )を見てみると、以下のように「Challenge Complete, check my JCL submission」
ボタンが表示されているので、こちらをクリックして完了!
スクリーンショット 2022-05-24 1.01.33.png

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