組み込みAI セルフサービス型デジタル共創体験に記載しております。
現在STT(speech-to-text)、TTS(test-to-speech)、NLU(natural-language-understanding)等のAIがサーバーに接続しなくても組み込んで利用することが可能となりました。
その情報がこちらのサイト、DSCE(Digital Self-Serve Co-Create Experience;"組み込みAI セルフサービス型デジタル共創体験")にて紹介されております。
今回はNatural Language Understanding入門
今回の取り組みは、ココから「Natural Language Understanding API」および使用例をご紹介します。
1. 前提
2. 手順
2.1. IBM Cloud カタログの Natural Language Understandingにアクセス
まずはNatural Language Understandingにアクセスし、画面右上にあるログイン、もしくは無料の IBM Cloud アカウントを登録(ログイン操作、アカウント作成操作は省略します。)を実施します。
2.2.Natural Language Understanding サービスを「作成」します。
①ロケーション選択
②無料のライトプランであることを確認
③「以下のご利用条件。。。」を確認しチェック
④[作成]をクリック
2.3.認証用の資格情報を確認、そして変数設定
先の手順で作成した[Natural Language Understanding]リソースを選択し、管理ページに移動します。
この「管理」ページには、[API Key]と[URL]が掲載されていますので、ターミナルで以下のように変数として登録してください。
2.4. Curl コマンド確認
curlとは「Client for URL」の略で、LinuxやUnixでよく利用されるコマンドの一つ。ネットワーク上のリソースにURLやオプションを使うことで特定の操作(結果表示、ファイルアップロード、ファイルダウンロード)をすることができます。
そのため、まずは以下のコマンドをターミナルに入力しcurl コマンドがインストールされていることを確認します。ここで、SSL サポート付きの curl バージョンが出力に表示されたら、チュートリアルを実行するための準備は完了です。
curl -V
3. Webページ分析
ターミナルで以下のコマンドを実行し Web ページを分析します。例として、ゲルべ社とIBMのヘルスケアに関するパートナーシップに関するアナウンスにたいして分析してみます。実行してみると、評判、概念、カテゴリー、エンティティー、およびキーワードを取得できることが分かると思います。
$ curl -X POST -u "apikey:$apikey" --header "Content-Type: application/json" --data '{
"url": "http://newsroom.ibm.com/Guerbet-and-IBM-Watson-Health-Announce-Strategic-Partnership-for-Artificial-Intelligence-in-Medical-Imaging-Liver",
"features": {
"sentiment": {},
"categories": {},
"concepts": {},
"entities": {},
"keywords": {}
}
}' "$url/v1/analyze?version=2019-07-12"
4. ターゲットの句およびキーワードを分析
Natural Language Understanding では、周囲のテキストを考慮してターゲットの句について分析し、対象を絞った評判と感情の結果を得ることができます。 次の例では「I love apples! I do not like oranges.」という文章を用いて sentiment の targets オプションは、「apples」、「oranges」、および「broccoli」というターゲットを検索するようにサービスに指示しています。 「apples」と「oranges」がテキスト内にあるので、これらのターゲットの評判スコアが返されます。
また、テキスト中に検出されたエンティティーとキーワードについての評判と感情の結果も得ることができます。 この例では、keywords の emotion オプションで、検出された各キーワードを分析して感情の結果を得るようにサービスに指示しています。
$ curl -X POST -u "apikey:$apikey" --header "Content-Type: application/json" --data '{
"text": "I love apples! I do not like oranges.",
"features": {
"sentiment": {
"targets": [
"apples",
"oranges",
"broccoli"
]
},
"keywords": {
"emotion": true
}
}
}' "$url/v1/analyze?version=2019-07-12"
以上、Natural Language Understandig 入門でした。