#はじめに
はじめまして!プログラマを目指して日々奮闘する高専生Ikkoです!
プログラマになるときにブログを書いてるといいらしいという話を聞いて始めてみました。
で、早速なんですが最近仮想通貨ブームが来ていて、ぼくも自分でマイニングマシンを組んで毎日頑張ってもらっているんです。
ほったコインを運用してて思ったのが、自動取引とかできたらすごい楽だなって思って。
というわけでデータ集めに使えるAPIを探していたらCoinMarketCapにたどり着きました。
ちゃんとやろうとすると結構お金かかりますけど、ある程度までなら無料で使えるしデータもたくさんあるし、個人的にはすごくおすすめです。
でも、調べたことある人ならわかると思うんですけど日本語の資料がものすごく少ないんですよね(見方を変えるとこれはすごくチャンスなのではと思う)。
というわけで、さらにクリプトに興味を持ってくれる人が増えて僕が儲かるためにできるだけわかりやすく使い方を説明させていただきます笑。
レッツゴー!!
#CoinMarketCapでAPIのKeyを取得する
###Keyとは?
KeyというのはAPIをつかって使ってCoinMarketCapのサーバーにデータを下さいと言うときに、その人はほんとにCoinMarketCapに登録した人なのかどうかというのを判断するときに使われるものです。
また、一人ひとりに異なるKeyが配られるため、そのひとがどのAPIのプランに入っているのかどうか、今日のアクセス回数の上限は超えてないのかということも確認されます。
そのため、このKeyを他の人に教えてしまうとあなたの他の人があなたのアカウントをつかってデータを取得できるようになってしまうため、人にはおしえないようにしてください。
###CoinMarketCapにアカウントを使ってKeyを発行する方法
まずは下のサイトにアクセスしてください。
https://coinmarketcap.com/api/
下のような画面に行くと思います。
そこで、下の丸の部分の[GET YOUR API KEY NOW]を押して説明に従ってメールアドレスなどを入力していってください。
すると、画像の右側の円グラフはちょっと違うかもしれませんがだいたい下の画像と同じ画面が出てくるはずです。
画像の左の[API Key]の下の項目のところにマウスのカーソルを合わせると[COPY KEY]というボタンが出てくるので、それを押してKEYをコピーしておいてください。
これでAPIのKEYを発行する事ができました!やったね!
このKEYは後で使うのでどこかに控えといてください。
###APIの使い方
まずは、おなじみpipを使ってAPIをダウンロードします。
ダウンロードするためにまずは下のPyPIというサイトのCoinMarketCapのところを覗いてみます。
https://pypi.org/project/python-coinmarketcap/
実は、何気なく使っていたpipはこのPyPIからプログラムをダウンロードするというコマンドなんですね。
なので、pipでインストールできるライブラリはすべてこのサイトから見ることができます。たまに覗いてみるのも面白いかもね!
では、サイトにアクセスすると下のような画面になると思うので、丸のところを押してコードをコピーしてください。
コピーしたコードをターミナルでもコマンドプロンプトでもどこでもいいので実行してみてください。
(ダウンロード中にエラーがおきたらpipの部分をpip3などに変えて実行してみてください。)
pip install python-coinmarketcap
インストールが完了したら、早速使い方を確認してみましょう!
###とりあえず使ってみる
https://pypi.org/project/python-coinmarketcap/
さっきの画面にいって下にスクロールすると、使い方が丁寧に書いてあります。
あとは、これを読んでください!
、、、嘘です笑 ちゃんと解説します。
まずは、[Example]の章を見てみてください。
このAPIでデータにアクセスする方法の例が書かれています。
from coinmarketcapapi import CoinMarketCapAPI, CoinMarketCapAPIError
cmc = CoinMarketCapAPI('{YOUR_API_KEY}')
r = cmc.cryptocurrency_info(symbol='BTC')
はい、たったの4行です!楽勝楽勝。
コードの説明です。
まず1行目でさっきインストールしてきたライブラリをimportして使えるようにしています。
そこでimportしてきたCoinMarketCapAPIというクラスに'{YOUR_API_KEY}'という引数を与えてこのKeyを使ってデータにアクセスしますよということを示したコンストラクタを作成します。ここでは最初に作成したあなたのKEYを使います。
3行目でいよいよ、データの取得をします。
r = cmc.cryptocurrency_info(symbol='BTC')
これでついに、ビットコインの情報を取得することができました!!
ここでは引数のsymbol
を変えるだけで様々なコインの情報を取得できます。
では、早速取得したデータの中身を見てみましょう。
print(r.data)
↓
何やら色々出てきましたね。
ちょっと目がチカチカして吐きそうですが、データはちゃんと取得できているみたいです笑。
##他のデータへのアクセス
これであなたは一旦はCoinMarketCapからデータをとれるようになったわけですが、これだけじゃ当然まだまだ欲しいデータを自由自在に取得するというのには程遠いですよね?笑
というわけで後編ではPyPIのドキュメントをさらに読み解いていってCoinMarketCapマスターを目指しましょう!
後編