なにをするにもまずは料金から。
個人でも、使えるかどうか調べてみた。
(20171228現在の情報。料金例は実際の請求料金と異なる可能性あります。)
4大API情報
巨人の肩に乗りたい。
google Cloud Platform
Speech API 料金情報含む
まずはgoogleが提供するSeech API。
料金体系
| 時間 | 料金 |
|---|---|
| 最初の60min | 無料 |
| 以後 | 0.006$/15sec |
IBM
料金体系
| 時間 | 料金 |
|---|---|
| 最初の1000min | 無料 |
| 1001minから250,000min | 0.02$/min |
| 250,001minから500,000min | 0.015$/min |
| 500,000minから1,000,000min | 0.0125$/min |
| 1,000,000min以後 | 0.01$/min |
AWS
料金体系
| 時間 | 料金 |
|---|---|
| 最初の60min | 無料(利用開始の12か月間) |
| 以後 | 0.0004$/sec |
Microsoft
料金体系
| 時間 | 料金 |
|---|---|
| 最初の5000トランザクション | 無料 |
| 以後 | 4$/1000トランザクション |
| 1トランザクションは最大15秒の音声データのリクエストの事のようです。 |
料金体系2
比較のため、アプリにおいて1トランザクションあたり平均で12秒音声を詰め込めると仮定。
| 時間 | 料金 |
|---|---|
| 最初の1000min | 無料 |
| 以後 | 4$/200min |
結局いくらくらいかシミュレーション
(単位:$)
| 時間 | IBM | AWS | MS | |
|---|---|---|---|---|
| 1,000 | 23 | 0 | 23 | 0 |
| 100,000 | 2,399 | 1,980 | 2,399 | 594 |
| 1,000,000 | 23,999 | 14,980 | 23,999 | 5,994 |
| 10,000,000 | 239,999 | 104,980 | 239,999 | 59,994 |
まとめ
あくまで料金のみについて、
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ユーザー数が少ないチャレンジフェーズでは無料枠が大きいIBMかMS、
-
規模が大きくなってくるとMS、
-
GoogleとAWSは料金に大差ないだろう
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ただし、MSはトランザクション単位の課金なのでアプリで1トランザクション15secをどれだけ有効に使えるかがポイントだと思われます。
以上!私はまずMSにトライしてみようとおもいます。