先日、MacにArduino IDEをインストールし、M5StickCに動作確認用のスケッチ「FactoryTest」を書き込もうとしたところ、ちょっとつまずいたので書き込み成功までの経緯をメモします。
環境
Mac : MacBook Pro (13-inch, 2017) macOS Mojave、
Arduino IDE : 1.8.12
ライブラリの追加
M5StickCの「クイックスタート」に沿って、Arduino IDEのインストールと環境設定はできました。最後にスケッチ「FactoryTest」の書き込みを試します。
ソースの先頭のコメントに「ライブラリ管理からFastLEDライブラリを追加してね」とあります。
ツールメニューの「ライブラリを管理…」でFastLEDを検索すると候補が大量に出てきます。More infoでソース記載のGitHubのページに飛ぶので、Daniel GarciaさんのFastLEDをインストールします。
パーティション形式の変更
続いてMacからM5StickCに書き込もうとすると「サイズが大きすぎて入らないの…」と言われます。ソースの二つ目のコメントを見ると「パーティション形式をデフォルトからNoOTAかMinimalSPIFFSに変えてね」とあります。
で、NoOTAに変えると…
うまく書き込みできました!
デフォルトだと無線での書き込み(OTA)に対応した形式になっていて、結果的にスケッチが使えるメモリが小さくなるそうです。NoOTAを選択する(OTAを諦める?)ことで広いメモリを使えるようになり、書き込むことができました。
最初からソースのコメント通り対応していれば、何事もなく書き込めたのだと思いますが、結果的にArduino IDEのライブラリ追加方法やパーティション形式の勉強になりました。