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Route53とは

Last updated at Posted at 2021-04-25

##概要
フルマネージド型のDNSサービス
単なるDNSサービスとも振る舞えるためオンプレミスなリソースや
他のサービスで購入したドメインをRoute53で管理できるよう割り当てることもできる
(ドメイン購入もできるが若干高い)

##ルーティングポリシー
###シンプルルーティング
基本的に選択されるルーティングで、場合によってそれぞれ特徴のあるルーティングを選択していく流れとなる

(運用例)
LB-1に変わるLB-2を開発中、開発者はRoute53を介せず直接アクセスして行う。
開発が済んだらLB-1に紐づいているドメイン名をLB-2に切り替える。

Route53講座_2.004.jpeg

ひとつのリソースに対する紐付けを管理する
###加重ルーティング
複数のリソースに対するルーティングポリシーで、重み付けの設定を加えられる
ここではLB-1に90%,LB-2に10%割り振られる
新システムを本番運用する上でのリスクヘッジになる

(運用例)
10%の人に新機能を使ってもらい反応を確認し、問題なさそうならLB-2に100%振り分けていく

Route53講座_2.007.jpeg

###レイテンシールーティング
複数のリージョンにまたがってサービスを展開している場合に有効
一番応答時間が速いリソースへ通信を流していく

Route53講座_2.008.jpeg

###位置情報ルーティング
リクエストが発生した地域に合わせる
地理データベースと接続元IPアドレスを照合しクライアントに地域ごとの異なるレコードを返すDNSの構成です。これによって特定地域のみにルーティングする設定が可能となります。 地理的近接性ルーティングでは、Amazon Route 53 はユーザーとリソースの地理的場所に基づいてリソースのトラフィックをルーティングします。

Route53講座_2.009.jpeg

###複数値回答ルーティング
ひとつのDNS回答値に合わせて、複数の値をランダムに返す
オプションで各値に対するヘルスチェックも設定可能
→ 仮に22から始まる値のページが正常でない場合別の値を取得し直す(ロードバランサーの拡張機能)
※画像の例では22.~が返ってきている

Route53講座_2.010.jpeg

###フェイルオーバールーティング
ELBやEC2がサーバーダウンを起こして503エラー(サーバーが原因)を返された際、このドメインに通信するよう優先順位を設定できる
(運用例)
S3のStatic website hosting機能で障害発生した時用のHTMLファイルを用意しておき、クライアントにソーリーページを表示させることができる

Route53講座_1.013.jpeg

####ヘルスチェック

##レコード
ドメインと何かを設定したものをレコードと呼びます。
一つ一つの設定のことをレコードセットリソースレコードと呼び、
これら集合体をホストゾーンと呼びます

・Aliasレコード
Route53独自機能

・Aレコード
一般的なレコード
DNSで定義されるそのドメインについての情報の種類の一つで、特定のホスト名に対応するIPアドレス(IPv4アドレス)を定義する

・AAAAレコード
:(コロン)で区切って表すタイプのレコード

・NSレコード(ネームサーバー)
4つのサーバーで管理されている

Route53講座_2.012.jpeg

・CNAMEレコード
Aliasレコードと似ているが、AWSサービスと紐付ける時はAliasレコードがおすすめです。
一旦ドメインをAWSリソースのドメインに置き換えた後にIPアドレスに変換するのに対して、Aliasだと一発でドメインからIPアドレスに変換できるからです。
→ 応答速度に違いが出る、追加料金が違う

Route53講座_2.014.jpeg

##参考
この記事はAWS初学者を導く体系的な動画学習サービス
「AWS CloudTech」の課題カリキュラムで作成しました。
https://aws-cloud-tech.com

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