2026年、AWS認定全冠を目指す学習ガイドをまとめてみた
はじめに
AWS認定資格はクラウドエンジニアとしての実力を証明する最も信頼性の高い資格群の一つです。本記事では、2026年現在の最新情報をもとに、AWS認定の概要・取得メリット・おすすめの学習方法をまとめてみました。
これからAWSを学び始める方や、全冠を目指している方の参考になれば幸いです。
2026年現在のAWS認定ラインナップ
⚠️ 2026年時点の重要な変更点
AWSは2023〜2024年にかけて認定体系を大幅に見直しました。主な変更点は以下のとおりです。
- Data Analytics - Specialty(DAS)・Database - Specialty(DBS)・SAP on AWS - Specialty(PAS)が廃止
- SysOps Administrator の名称が CloudOps Engineer に変更(SOA-C03)
- AI Practitioner(AIF) および Generative AI Developer - Professional(AIP) が新設
- Machine Learning - Specialty(MLS-C01) は継続しつつ、ML Engineer - Associate(MLA) が新たに追加
- Data Engineer - Associate(DEA) が新設(旧DASを再編・昇華)
現在取得可能な認定一覧(2026年時点)
| レベル | コード | 試験名 |
|---|---|---|
| 基礎 | CLF-C02 | AWS Certified Cloud Practitioner |
| 基礎 | AIF-C01 | AWS Certified AI Practitioner |
| アソシエイト | SAA-C03 | AWS Certified Solutions Architect – Associate |
| アソシエイト | MLA-C01 | AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate |
| アソシエイト | DVA-C02 | AWS Certified Developer – Associate |
| アソシエイト | DEA-C01 | AWS Certified Data Engineer – Associate |
| アソシエイト | SOA-C03 | AWS Certified CloudOps Engineer – Associate ※改名 |
| プロフェッショナル | DOP-C02 | AWS Certified DevOps Engineer – Professional |
| プロフェッショナル | SAP-C02 | AWS Certified Solutions Architect – Professional |
| プロフェッショナル | AIP-C01 | AWS Certified Generative AI Developer – Professional ⭐新設 |
| スペシャリティ | MLS-C01 | AWS Certified Machine Learning – Specialty |
| スペシャリティ | SCS-C03 | AWS Certified Security – Specialty |
| スペシャリティ | ANS-C01 | AWS Certified Advanced Networking – Specialty |
廃止された試験(DAS, DBS, PAS)はすでに受験不可です。最新情報は AWS認定公式ページ を必ず確認してください。
AWS認定を取得するメリット
- AWSの技術的専門知識を定量的に証明できる
- 社内での昇給・昇格、転職市場での市場価値向上につながる
- 体系的な学習ロードマップとして機能する
資格は「知識の学習コンテンツ」と割り切り、実際に手を動かして実務に生かすことが大切です。
おすすめの取得順番(2026年版)
CLF or AIF(入門)
→ SAA(必須の登竜門)
→ DVA, SOA(アソシエイト)
→ DEA, MLA(データ・AI系アソシエイト)
→ SCS(セキュリティ)
→ SAP → DOP(プロフェッショナル)
→ AIP(生成AI プロフェッショナル)
→ MLS, ANS(スペシャリティ)
1. CLF / AIF(基礎レベル)
AWSに初めて触れる方はCLFから始めましょう。AIに興味がある方は、新設されたAIFも基礎レベルとして取得しやすい内容です。両方取得しておくと、後のMLA・AIP・MLS の学習がスムーズになります。
2. SAA → DVA, SOA(アソシエイト)
SAAはAWSの主要サービスと基本的な設計思想を体系的に学べる最重要試験です。DVA・SOAとあわせて、インフラ・開発・運用をバランスよく学習できます。なお SOA は CloudOps Engineer に名称変更されましたが、試験の性質は同様です。
3. DEA, MLA(データ・AI系アソシエイト)
DEAはデータエンジニアリングの実践知識が中心で、旧DASの内容を再編した試験です。MLAは機械学習エンジニアリングに特化した新設試験。DEA → MLA の順が知識のつながりが良くおすすめです。
4. SCS(セキュリティ スペシャリティ)
セキュリティはAWSのすべての設計に関わる基盤知識です。コードが SCS-C03 に更新されています。アソシエイト取得後に早めに取り組むことで、他の試験や実務にも直接役立てられます。
5. SAP → DOP(プロフェッショナル)
SAPは複雑な要件を実現するための設計力が問われ、ITエンジニアとしての実力証明になります。DOP(DevOps)はCI/CDや自動化の知識を体系化するのに最適です。
6. AIP(生成AI プロフェッショナル)⭐新設
新設された Generative AI Developer - Professional です。AIFやMLAで基礎を固めた後に挑戦するとスムーズです。生成AI・LLM活用のアーキテクチャ設計力が問われます。
7. MLS, ANS(スペシャリティ)
MLS(Machine Learning – Specialty)は引き続き存在します。MLAがアソシエイトレベルなのに対し、MLSはより深い機械学習の専門知識が必要です。ANSはネットワーク知識が深く求められるため、最後に挑戦するのがおすすめです。
採点対象外問題について
2026年現在も、各試験には採点対象外の問題が含まれています(例:SAA 65問中15問が対象外)。試験中にわからない問題が続いても、「採点対象外かもしれない」と気持ちを切り替えることが大切です。
私の学習方法
1. 📚 書店で参考書を一気に読破
まず書店(またはAmazon)でその試験に対応した参考書を購入し、最初から最後まで通読します。体系的に全体像をつかむのに最も効果的な方法です。
対策本はレベル別に以下が参考になります:
基礎コース
- 『AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー』(SB クリエイティブ)
アソシエイト
- 『AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第3版』
- 『AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター - アソシエイト』
- 『ポケットスタディ AWS認定 デベロッパーアソシエイト』
プロフェッショナル
- 『AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル 改訂第2版』
スペシャリティ
- 『要点整理から攻略する「AWS認定 セキュリティ-専門知識」』
- 『要点整理から攻略する「AWS認定 高度なネットワーキング-専門知識」』
書籍は出版後にAWSのアップデートが入ることがあります。AWS公式ドキュメントと合わせて確認するようにしましょう。
2. 🎥 Udemyの動画で理解を深める
書籍通読後は、Udemy の動画講座で視覚的に理解を補強します。
Stephane Maarek さんの講座が充実しています。英語が苦手な場合はブラウザの字幕翻訳を活用しましょう。
💡 Udemyは月1〜3回のセールで最大94%オフになります。急いでいない場合はセール時に購入するのがお得です。
3. 📝 問題集は cloudcert-train.com を強くおすすめ
問題演習には cloudcert-train.com を強くおすすめします。
- AWS認定の各試験に対応した豊富な問題数
- 丁寧な解説つきで理解が深まる
- 試験本番に近い形式に慣れることができる
- スキマ時間でも取り組みやすいUI
書籍とUdemy動画でインプットを固めたあと、cloudcert-train.com で問題をひたすら解いてアウトプットを磨くのが効果的なサイクルです。
その他おすすめ学習リソース
AWS公式
| リソース | 内容 |
|---|---|
| AWS Skill Builder | 公式の問題集・試験対策コンテンツ(無料で利用可) |
| BlackBelt | 各サービスの詳細解説(YouTube無料公開) |
| 公式ドキュメント | 最終的な一次情報(英語版が最新) |
| よくある質問(FAQ) | サービスごとの疑問・回答集 |
学習サイクルのまとめ
① 参考書を一気に読破(全体像の把握)
↓
② Udemy動画で視覚的にインプット(ハンズオンで手を動かす)
↓
③ cloudcert-train.com で問題演習(アウトプット・弱点把握)
*参考書と並行して進めながら理解を深めるのもアリ
↓
④ 間違えた問題をドキュメント・BlackBelt で深掘り
↓
⑤ 試験受験 → 合格後は次の認定へ
まとめ
2026年現在、AWS認定は全13種に拡大し、生成AI・機械学習・データエンジニアリング系の試験が充実しています。特にAI・生成AI系の新試験(AIF, MLA, AIP)の追加は、昨今の生成AIブームを反映したものです。
学習方法としては、書籍で全体像を把握 → Udemyで動画インプット → cloudcert-train.comで問題演習 という流れが最も効率的です。
「全冠はスタート地点」。資格取得はゴールではなく、実務で活かすためのベースです。一緒に学習を続けていきましょう!