こんにちは!株式会社グッドパッチでデザインエンジニアをしているとうようです。
この記事はAIコードレビューサービスCodeRabbitを使った経験をシェアしよう! by CodeRabbit Advent Calendar 2025の13日目の記事になります。
自分は普段クラアントワーク部門で様々なクライアントさんとともに仕事をしてきました。
直近だと以下のブログにあるようにJTさんの案件でHabeeというアプリを制作しています。
このアプリはブログにも書かれている通りFlutter製です。これはJTさん側からの要望で選定された技術なのですが、一個課題がありました。それは弊社が0→1案件でFlutterを扱うのが初だったということです。
幸いこちらの記事に書いたように自分がFlutter v1.0の頃から触っている大古参だったため作ること自体に大きな問題はなかったのですが、一方でレビューをする、プロダクション品質を保証するという点では不安が残る体制でした。
ちょうどそんなタイミングでCodeRabbitに代表されるコードレビューAIの話が流れてきました。コーディング面でAIの力を借り、自分たちの生産性をブーストすることはもちろんながら、自分たちの不安ポイントで活用できるのは渡りに船というものです。
早速JTさんに相談したところ快諾いただきその日から案件3人目のエンジニア、レビュー担当CodeRabbitくんがジョインしました。
実際動かし始めてみると元気にレビューを始めてくれました。
ですが2024年春ごろ、まだまだFlutterへの知識はCodeRabbitくんも乏しかったか、時たまクリティカルな指摘をしてくれるもののしばらくは「それは違います」、「大丈夫です」とコメントバックする日々が続きました。
レビューとしてはしばらくそんな状況が続いたのですが、そんなCodeRabbitくんの成長を真っ先に感じたのは実はレビュー面ではありません。
具体的な絵は案件なのでなかなかお見せできないのですが、CodeRabbitくんはPRを開くとそのPRの概要などをまとめてくれます。
最初は文章のみでのまとめでしたが、そこが次第にリッチになっていき、処理の流れを図解してくれるようになりました。
これがかなり理解、そして自分が書いたコードの処理が想定通りのロジックになっているか確認するのにすごく役立っています。
今ではレビューにアサインするべき人の候補、レビューにかかる負荷の予測、関連しそうな過去のPR、つけるべきラベルの候補なんかも出してくれてこのコメントはPRのクオリティをあげる上で欠かせないものになっています。
ちなみに自分の一番のお気に入りはそんなコメントの最後につけてくれるPoemです。これでだいぶ親近感がわき、3人目の仲間としての愛着がわきました。どんなのかって?例えばこんなもんです。
🐰 アイテムごとに Card で包み、
アバターの重さを手放して、
整然と並ぶレイアウトー
余分を削ぎ、すっきり涼し。
シンプルな美しさが生まれたね!
さて、そんな愛すべき3人目CodeRabbitにも今年ライバルが現れました。
そう、GitHub Copilotです。
元々会社で標準契約しているのはGitHub Copilotだったので、あるタイミングからGitHub Copilotのコードレビューも使えるようになっています。
最初はFlutterに対応していなかったのですが、対応してからはレビューにCopilotを指定するのも恒例になりました。
ですが、自分はCodeRabbitも使い続けています。レビューに多様な視点があるに越したことはないですからね。というわけで現在は、もう一人のエンジニア・CodeRabbit・Copilotの3人体制でレビューをしているというわけです。
実際それぞれのレビューを見てみると、CodeRabbitは先輩としてしっかりと威厳をはなっている印象があります。
確かにコーディングAIとしてのCopilotは強いのですが、ここはやはり経験の差が出ているようですね。去年の春の姿からは見違えるほど本質的な指摘をしてくれるようになりました。
一方でもちろんCopilotにも長所があって、他のCopilot機能やGitHub機能と深く統合されているため、即時そこからエージェントのCopilotを呼んだり、PRを作らせる、という意味ではすごく楽です。そのため使い分けだなーというのが今の所感です。
かくしてAI業界が毎月地殻変動を起こす中でも安定して共に過ごせているのがCodeRabbitくんでした。
今だとレビューAIはたくさん出ていますが、おすすめですよ。プレゼントカレンダーだから媚を売っているとかではなく、これは本当です。
最後に、ミニtips
と、CodeRabbitくんのコメントのように(?)つらつらとこれまでの話をポエムのように語ってきたわけですが、最後にQiitaっぽくtipsも紹介して終わろうと思います。
箇条書きでの紹介です。
- .coderabbit.yamlを設定しよう
- CodeRabbitの設定はWeb上とyamlファイルでできます。設定の可視化や管理という意味でもyamlを設定しておくことはおすすめです
- 自分はbase_branchesにブランチルールで記載しているブランチ名の接頭辞を設定しておくことで、途中でブランチを追加で切ったPRなんかでも自動レビューの対象になるようにしています
- またpath_filtersで生成コードを対象から外すようにしました
- 先ほどおススメしたサマリーやポエムもオフにすることもできるので余計だと思う方は設定しておきましょう。でも、たのしいですよ...?
- なるべく返信をしておこう
- 的外れな指摘をしてきたときは放置せず返信をしてあげる方がおすすめです
- 完全ではないですがこれによってプロジェクトごとの知識をためていってくれます
- すぐレビューして欲しい時は@coderabbit review
- オートレビュー機能と同時にメンションすることで手動でレビューしてもらうこともできます
- 条件に当てはまらないけど...というときはどんどん使っていきましょう
- でもあくまで1視点、うまく付き合っていこう
- AIコードレビューは完全であるわけではありません
- 全てを信じるわけでも全てを否定するわけでもなく、塩梅を見て使っていきましょう
以上になります。
CodeRabbitくんはこのようにクライアントワークでも一年以上共に過ごせる仲間になりえます。
ぜひ皆さんも触ってみてください!