方針
事象AとBの対象差とは,一言で言うと「AとBの積集合でない部分」であり,次式で定義される.
\begin{align}
A\Delta B=(A\backslash B)\cup(B\backslash A)
\end{align}
従って「和集合から積集合を抜いた部分」であることもすぐに分かる.あとは同値変形によって題意を証明する.
答案
\begin{align}
P[A\Delta B]&=P[(A\cup B)\backslash(A\cap B)]\\
&=P[A\cup B]-P[A\cap B]\\
&=P[A]+P[B]-2P[A\cap B]
\end{align}
参考文献
- 『現代数理統計学の基礎』(久保川達也 著)