AtCoder ABC402 振り返り(緑コーダーがPythonでABC問題)

AtCoder Beginner Contest 402 振り返り

東京海上日動プログラミングコンテスト2025（AtCoder Beginner Contest 402） - AtCoder

この日はunrated参加にしました。C問題まで3問の解答です。

A - CBC

moji.upper() で大文字に変換できるので、元の文字と比較しました。
しかし、単純に moji.isupper() で大文字判定ができるので、そちらを使うほうが楽でしょう。

S = list(input())
answers = []
for i in range(len(S)):
    # S[i].isupper() を使うほうがわかりやすい
    if S[i].upper() == S[i]:
        answers.append(S[i])
print("".join(answers))

B - Restaurant Queue

待ち行列の問題なので、キューを使って処理します。B問題でキューを使うのは珍しい気もします。
条件が厳しくないので、普通に配列(list)を使っても間に合いそうです(未確認)。

from collections import deque

Q = int(input())

queue = deque()
for i in range(Q):
    query = input().split()
    if query[0] == "1":
        # 1のときは末尾に追加
        queue.append(int(query[1]))
    elif query[0] == "2":
        # 2のときは先頭から取り出す
        num = queue.popleft()
        print(num)

C - Dislike Foods

データの持ち方を工夫して解きました。

# foodDishDict 食材 i が使われている 料理
foodDishDict[1] = [1, 3] # 食材1 は 料理 1,3 で使用
foodDishDict[2] = [1, 3, 5] # 食材2 は 料理 1,3,5 で使用
...

# K[] 料理で使用している食材数
K[1] = 2
K[2] = 3
K[3] = 3
...

上のようなデータ構造を作っておきます。食材を克服したとき、以下の処理を行います。

# 食材1 を克服した場合、料理[1, 3] から食材数を-1する
K[1] = 2 → 1
K[3] = 3 → 2

食材数が 0 になった場合、その料理を食べられることになります。

N, M = map(int, input().split())

K = [] # 料理iに使われている食材の数
foodDishDict = defaultdict(list) # 食材がどの料理に使われているか

# 食材データ読み込み
for i in range(M):
    KA = list(map(int, input().split()))
    K.append(KA[0])
    for j in range(1, len(KA)):
        foodDishDict[KA[j]].append(i+1)

# 食材克服データ読み込み
B = list(map(int, input().split()))

caneat = 0 # 食べられる料理の数
for b in B:
    dishlist = foodDishDict[b]
    # 克服した食材を使っている料理(dish)をループ
    for dish in dishlist:
        # 使用食材数を-1
        K[dish-1] -= 1

        # 使用食材数が0になれば、食べられる
        if K[dish-1] == 0:
            caneat += 1
    print(caneat)