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ゲームエンジンの歴史 

Last updated at Posted at 2022-06-15

ゲームエンジンとは

共通して用いられる主要な処理を代行し効率化するソフトウェアのことを言います。

なぜゲームエンジンがあるのか、それはゲーム1つ1つのキャラクターやフィールドを1から作るのは時間がとてつもなくかかってしまいます。
それらを効率的に行えるようにする様々なツールがまとまったものをゲームエンジンといいます。

ゲームエンジンを使うことで毎回ゲームにあった環境を整える必要がなくなります。

ゲームエンジンの歴史を見ていきます。

ゲームエンジンの始まり

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ゲームエンジンの始まりは、ゲーム黎明期である1,980年から始まります。
この頃のゲームでは、ハードの性能が低く、ゲーム内容も単純なものが多く、開発は比較的楽に行えました。そのため、それぞれの会社が社内で開発を楽にするソフトとしてゲームエンジンを使用していました。

1990年ごろから現在のようなゲーム製作者向けのゲームエンジンを公開するはやりが生まれました。

そのはやりを生んだゲームが DOOM である。
image.png
この DOOM のようなPFSゲームを簡単に作ることが出来る DOOMエンジン というものが公開された。このエンジンの公開によってPFSゲームが大きく発達し、数多くのゲームが生まれることになりました。

ゲームエンジン自体を開発する

この DOOMエンジン の広がり方に目をつけたのが、 id software
Epic Games です。この2社はゲームエンジンを制作して社外に公開し、ライセンス契約を結ぶという新しいビジネスを展開していきました。

そうして、ゲームを作るための補助として開発されてきたゲームエンジンが、この頃にはゲームエンジンのみを開発するような形へと変わっていきました。

そうして生まれたのが、Epic Games の有名なゲームエンジンです。 unreal engine なのです。

ゲームエンジンの普及

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こうして unreal engine のようなライセンス契約式のゲームエンジンが生まれたが普及していったのは2000年代序盤から。

各メーカーは黎明期からエンジンを開発していたが、PS2やGCといった高性能なハードが出てくると自社の開発したエンジンだと予算的にも、時間的にもきつくなっていきました。

そこで、Epicのような他社がエンジン開発を目的として作成したゲームエンジンをライセンス契約をして使用するようになっていきました。

そうしたエンジンの需要の伸びにより、様々なゲームエンジンがライセンス契約をめぐって、開発されることとなりました。

現在のゲームエンジン

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現在ではゲームエンジンを使うのがかなり多くなり、ソフトメーカーの自社開発のエンジンがわざわざ作られるというのは少なくなりました。
とはいえ、作りたいゲームの雰囲気を出すために、1からエンジンを作るっていうところもあるようです。

また、一時期大量にあったゲームエンジンは、その熾烈な戦いの末、2大巨頭である Unreal EngineUnity を中心に精鋭たちが生き残っています。

Unity は、初心者でもかんたんにゲームが作れるようになっており、個人がエンジンを利用しゲームを作るいわば「インディーゲーム」も多く生まれています。

更に、ゲームエンジンの技術はフライトシュミレーターや医療シュミレーターといったゲーム外のものにまで広がっており、これからの社会に必要不可欠なものへと昇華しています。

最後に

今回は軽くゲームエンジンについて調べてみました。ゲームエンジンについて大まかにですが知ることが出来て満足です。

参照、引用元

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