概要
iOSアプリ開発で悩ましい、サポートiOSの終了において、過去と挙動が変わっていたためまとめました。
サポートを切る=IPHONEOS_DEPLOYMENT_TARGETでOSバージョンを変更する、の前提です。
想定と事象
想定
OS | 新規インストール |
---|---|
対象外 | 対応しているうちの最新バージョンが落ちる |
対象内 | 最新バージョンが落ちる |
事象
OS | 新規インストール |
---|---|
対象外 | AppSotoreでアプリ名を検索:ヒットしない サイトからAppStoreに誘導:「iOSXX.X以降が必要です。iPhone,iPad,およびiPod touchに対応。」という文言が表示されており、ダウンロードボタンは非活性 |
対象内 | 最新バージョンが落ちる |
過去(2013~)はできてた
今日(米国時間9/17)、あるRedditユーザーが、App StoreでiOSの旧バージョンを使っているユーザーが、互換性のある最後のバージョンのアプリをダウンロードできるようになったことを発見した。
Apple offering 'last compatible version' of iOS apps for older hardware | Engadget
他にも検索すると、2013年あたりの記事は日本語も英語もちらほら出てくるので、間違いなさそうです。
いつからできなくなった?
私の過去ログだと2018年くらいまではできていたようです。
ただ正確&正式な情報はなく、ニュース - Apple Developerを追ってみるも、見れるかぎり(2020年03月04日まで)該当するニュースはありませんでした。
AppStoreの設定
旧バージョンのダウンロードを不可にする - App Store Connect ヘルプにある、
最終互換バージョンの設定は「すべて」になっていました。
ので、ここの設定は無関係のようです。
Appleのバグの可能性もまだある?
あくまでできないのは新規インストールのみ
以下の条件が揃えば、インストール可です。
- 過去にそのアプリをダウンロードしたことがある
- サポート外OSの端末でも、以前と同じApple IDでApp Storeにサインインしている