概要
クラウド電話のTobila Phone、便利ですよね。スマホを内線代わりに使えます。
リモートワークだとそれで十分なのですが、オフィスができて、受付電話も欲しくなりました。
いわゆるタブレットの受付って、大手企業や、大量の来客があるならアポイントの整理ができて便利なのですが、
中小企業は、受付電話で来客対応した方が、シンプル&合理的です。
受付に電話機を置き、受話器を取ったら、自動で内線を呼び出す設定を説明します。
電話系の機器構成
受け付け用電話(おしゃれ機)
VoIPアダプタ HT801
設定
HT801は、Tobila Phoneでは公式では対応していませんので、ご自身の責任で対応してください。
Tobila Phone事前準備
システム設定>ユーザ管理で、ユーザーを増やしてください。
ユーザーの右欄に「SIP設定」という項目があるので、確認してください。
こちらの内容を設定に使います。
HT801基本設定
公式マニュアルなどを見て、ログインしてください。
BASIC SETTING
- Time Zone: GMT+09:00(Japan, Korea, Yakutsk)
- Allow DHCP server to set Time Zone: NO
ADVANCED SETTING
設定変更しなかった
FXS PORT
- Primary SIP Server: cloud-pbx01.tobila.cloud:5061 (SIP設定を参考にしてください)
- Outbound Proxy: cloud-pbx01.tobila.cloud:5061 (SIP設定を参考にしてください)
- SIP Transport: TLS (default is UDP)
- SIP User ID: Tobila Phone事前準備で確認した、認証IDを入れてください。
- Authenticate ID: Tobila Phone事前準備で確認した、認証IDを入れてください。SIP User IDと同じです。
- Authenticate Passwod: Tobila Phone事前準備で確認した、認証パスワードを入れてください。
- Preferred DTMF method: 3つともRFC2822に設定しました。
- Send Hook Flash Event: Yes
- Preferred Vocoder: 全てPCMUに設定してください。
- G723 Rate:5.3KBps
- SRTP Mode: Enabled and forced
- SLIC Setting: JAPAN PBX
- Caller ID Scheme: Bellcore/Telcordia
- Enable Hook Flash: No
設定&リブート
ここで、画面下部のUpdateボタン、Applyボタン、Rebootボタンを押して再起動してみてください。
電話機を繋いでみて、内線に繋げるか、確認してください。
自動ダイヤル設定
受話器を取ったら、自動で特定の内線番号をコールする設定です。
Offhook Auto-Dial: 内線番号(例:200)
例えば、複数の内線番号に同時に鳴らしたい場合には、Tobila Phone側の「内線グループ管理」で、例えば内線番号200を追加し、そこに所属する内線番号を追加してください。例えば、事務の内線を同時に鳴らすなどです。
Enjoy!!
それでは快適な内線オフィスライフをお楽しみください。
Memo
私が詰まった箇所。
Tobila PhoneのアプリをインストールしているiPhoneを「仕事モード」にして通知を切ってると、Busyになります。
これで100年無駄にしました。