ご挨拶
こんにちは。たいちゃんです。
およそ1年ぶりの投稿ですが、今年も残り1ヶ月を切ってしまいました。
今回よりいつも3Dプリンタ用のデータを作るのに愛用しているFreeCADについて、3Dデータから2次元図面に落とす機能へ挑戦してみたいと思います。
と、言ってもちょっと長くなるので、今回は3Dデータを用意することに留めて、次回以降、本命の2次元図面に落とす機能への挑戦としたいと思います。
さて、今回の挑戦のいきさつとは・・・
先日愛用のノートパソコンを新調しました。それに伴い、デュアルブートのDebianも
12から13にアップグレードしました。その為、FreeCADもVer.0.20.2からVer.1.0.0にアップグレードした次第です。
まずはSketcherで作図
寸法拘束にも変化がありました

寸法の様子もVer.0.20.2と比べて様変わりしました。例えばVer.0.20.2では直接『垂直距離拘束』のアイコンが配置されていましたが、このVer.1.0.0では『寸法』というアイコンの中にドロップダウン形式で取り込まれています。

実際は上図の赤丸部の『寸法』ですが、直接クリックして使用することも出来ます。

上図のように原点と目標となる円の中心を直線で結んだ拘束が出来ました。でも垂直や水平で拘束したいな・・・。

マウスポインターを適宜動かすと垂直や水平の拘束が出来ました。
もう少し寸法値を大きく出来ないか

でも、これだと寸法値がちょっと小さくて見辛いですよね。もう少し大きく出来ないか調べてみましょう。
ツールバーより『編集』→『設定』を選択します。

その中で『表示』の中の『フォントサイズ』が17pxになっているのでここを変更しましょう。
次にPartにて

続いてPartベンチに移って、法線に沿って80mmで押し出しをします。

Sketcherに移り『スケッチの作成』を選択すると、『スケッチのアタッチ』のダイアログが出るので、『平面』を選択し、『OK』をクリックします。

Partベンチに移って法線に沿って逆方向20mmに押し出し、円筒形を作成します。

最初に作った3Dデータから次に作った円筒形の差集合を取ります。
まとめ
FreeCADはVer1.0.0になり『寸法』等、使用方法が大きく変わったところもあるように思います。
次回はいよいよ今回作成した3Dデータを2次元図面に落とすことに挑戦する予定です。
最後迄お付き合い下さり、有難うございました。











