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2. iRIC2Blenderの実装方法

Last updated at Posted at 2023-07-16

アドオンのインストール方法

Windows & Mac共通

通常のインストールの流れ

  1. [編集]→[プリファレンス]を選択します。
    image.png

  2. 以下の画面が現れます
    image.png

  3. iRIC2blenderを保存したフォルダを選択し、[iRIC2blender.zip]を選択し、[アドオンをインストール]を選択します。
    image.png
    image.png

  4. インストールが完了すると、以下のような画面となります。iRIC2blenderのチェックボックスが入っていない状態です。
    image.png

  5. iRIC2blenderのチェックボックスを選択します。エラー等が生じていない場合は無事にインストールが完了してます。
    image.png

Windows編

アドオンの初回インストール時のエラー(外部ライブラリのインストール)対応

  1. [アドオン]にてiRIC2blenderのチェックボックスを初回時に選択すると、エラーがでます。これはアドインが外部ライブラリを用いているために生じているものです。外部ライブラリのインストールを行っていきます。
    image.png
    Pasted Graphic 3.tiff

  2. Windowsキーを選択し、[cmd]と検索すると、コマンドプロンプトが見つかります。[コマンドプロンプト]の[管理者として実行]を選択します。
    image.png

  3. Blenderに内蔵してあるpythonにアクセスします。cd コマンドで“blenderのpythonの保存されているディレクトリ”に移動します。

  • Blender3.2の場合の例を示します。
cd "C:\Program Files\Blender Foundation\Blender 3.2\3.2\python\bin\" 
  • エクスプローラーで同じファイルにアクセスすると、pythonが確認できます。
    image.png
  1. 【参考】pythonの場所が不明な場合はBlenderを開いて確認します。[scripting]タブを選択します。
    [scripting]タブのコンソール画面に以下のコマンドを入力します。

    >>> import sys
    >>> sys.path
    

    image.png

    • 以下の出力が出てきます。
    C:\Program Files\Blender Foundation\Blender 3.2\3.2\python\bin\
    

    が該当するフォルダになります。

    image.png

  2. 外部ライブラリをインストールしていきます。コマンドプロンプトでPythonのあるディレクトリにおいて、以下のコマンドを実行し、外部ライブラリをインストールします。まずは、pipのパッケージをアップデートします。

    > .\python.exe -m pip install --upgrade pip
    
  3. 外部ライブラリをインストールしていきます。pyproj、requests、pillow、staticmap、matplotlibがiric2blenderにおいて必要な外部ライブラリになります。インストール時はBlenderを閉じてください。

    > .\python.exe -m pip install pyproj
    > .\python.exe -m pip install requests
    > .\python.exe -m pip install Pillow
    > .\python.exe -m pip install staticmap
    > .\python.exe -m pip install matplotlib
    
  4. 外部ライブラリのインストールが完了したら、以下のコメントを入力し、外部ライブラリが入っているかを確認します。

    > .\python.exe -m pip list
    

    image.png

  5. Blenderに戻り、[scripting]タブのコンソール画面で以下のコマンドを入力し、外部ライブラリが無事にインポートできるか確認します。エラー等が生じない場合は無事にインポートできます。

    >>> import pyproj
    >>> import staticmap
    >>> import matplotlib
    

    image.png

  6. Blenderのコンソール画面にて、外部ライブラリをインポートした際に、以下のようなエラーが生じている場合はパッケージに不具合がある可能性があります。
    image.png
    image.png

  7. コマンドプロンプトにおいて、以下のコマンドを実行し、外部ライブラリの再インストールを実行します。

    >.\python.exe -m pip install --upgrade --force-reinstall matplotlib
    >.\python.exe -m pip install --upgrade --force-reinstall requests
    >.\python.exe -m pip install --upgrade --force-reinstall Pillow
    >.\python.exe -m pip install --upgrade --force-reinstall staticmap
    
    • なお、上のコマンドを実行する際には、blenderを必ず閉じてください。閉じない場合は以下のようなエラーが生じます。
      image.png
  8. Blenderに戻り、[scripting]タブのコンソール画面で以下のコマンドを入力し、外部ライブラリが無事にインポートできるか確認します。エラー等が生じない場合は無事にインポートできます。
    image.png

mac編

アドオンの初回インストール時のエラー(外部ライブラリのインストール)対応

  1. blender のコンソールで以下を入力し、blenderに内蔵されているpythonの場所を探す。

    $ import sys
    $ print(sys.executable)
    

    以下の出力結果を得た場合の例を下記に載せる。Blenderのインストールしたバージョンによって、内容が異なるため、$ print(sys.executable)の出力結果に沿って、Blenderのpythonへの外部ライブラリのインストールを進めること。

    > /Applications/Blender3-2.app/Contents/Resources/3.2/python/bin/python3.10
    
  2. pipの更新を行う

    $ /Applications/Blender3-2.app/Contents/Resources/3.2/python/bin/python3.10 -m pip install --upgrade pip
    
  3. 外部ライブラリのインポート

    1. staticmapのインポート

      $ /Applications/Blender3-2.app/Contents/Resources/3.2/python/bin/python3.10  -m    pip install staticmap
      
    2. pyprojのインポート

      $ /Applications/Blender3-2.app/Contents/Resources/3.2/python/bin/python3.10  -m    pip install pyproj
      
    3. matplotlibのインポート

      $ /Applications/Blender3-2.app/Contents/Resources/3.2/python/bin/python3.10  -m    pip install matplotlib
      
  4. blenderのコンソールより、importを行い、ライブラリがちゃんとインポートされるかを確認

    from staticmap import StaticMap
    import pyproj
    import matplotlib.pyplot as plt
    
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