こんにちは。
menu事業部で、PM組織の統括をしている三宅です。
タイトル通り、
「自分で考え抜いて、腹落ちして、初めて言語化ができるようになる。」
これ、本当にその通りだと日々感じてます。
なぜなら、深く考え抜いて、自信を持って自分の言葉で説明できた時、
初めて自分自身で 「習得した」 と言えるからです。
なぜ「腹落ち」が重要なのか?
プロジェクトマネージャー(PM)として仕事をしていると、日々様々な課題に直面します。
障害時の対応、新機能の開発、ステークホルダーへの提案、フィードバックの対応など、どれも一筋縄ではいかないことばかりです。
そんな時、誰かの意見を鵜呑みにしたり、表面的な情報だけで判断すると、
いざという時に「なぜそうするのか?」と聞かれても、自分の言葉で説明することができません。
腹落ちするまで考え抜くというのは、
「自分自身が納得するまで、その課題やテーマをこれ以上ないくらい深掘りして理解する」
ことです。
・「本当にこれでいいのか?」
・「他に選択肢はないのか?」
・「もしこうなったらどうなる?」
このように、あらゆる角度から自問自答を繰り返すことで、その課題の本質が見えてきます。
そして、その本質を理解できた時、「これだ!」という確信が生まれ、
心の底から納得できるんです。これが 「腹落ち」 の状態です。
「自分の言葉」で説明できることの価値
腹落ちするまで考え抜いたことは、もはや「自分の知識」になっています。
だからこそ、それを「自分の言葉」で説明できるんです。
例えば、
-
誰かに説明する時:
借り物の言葉ではなく、自分の言葉で熱意を持って語れるから、相手も納得しやすくなります。 -
決断を迫られる時:
自信を持って「これが最善だ」と言える根拠があるから、迷わず意思決定ができます。 -
困難に直面した時:
深く理解しているからこそ、解決策を柔軟に考え、実行に移すことができます。
「自分の言葉で説明できた」という経験は、あなたの中に確固たる自信を築き、次のステップへと進む原動力になります。
それは、単に知識が増えるだけでなく、「自分で考え、問題を解決する力」が身についている証拠です。
「腹落ち」と「言語化」を習慣にする方法
どうすれば「腹落ち」するまで考え抜き、「自分の言葉」で語れるようになるのか。
-
これ以上ないくらい深掘りする:
何か疑問に思ったら、その根っこが見えるまで徹底的に掘り下げてみてください。
表面的な情報だけでなく、その裏にある背景や理由、影響まで、とことん追求するイメージです。 -
人に説明してみる:
家族や友人、同僚、上司など、誰かに自分の考えを話してみてください。
説明することで、頭の中が整理され、理解が深まります。
もしうまく説明できなかったら、それはまだ腹落ちしていない証拠です。 -
書き出してみる:
自分の考えを文章にしてみましょう。
ブログやノート、メモ帳でも構いません。
書くことで、思考が可視化され、論理が明確になります。
最初は時間がかかるかもしれません。
でも、この「自分で考え抜いて、腹落ちして、自分の言葉で説明する」というプロセスを繰り返すことで、あなたのPMとしてのスキルは間違いなく向上します。
ぜひこの「腹落ち」と「言語化」を意識して、日々の業務に取り組んでみてください。
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