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自分で考え抜き、腹落ちして初めて言語化ができる

Last updated at Posted at 2025-08-06

こんにちは。
menu事業部で、PM組織の統括をしている三宅です。

タイトル通り、

「自分で考え抜いて、腹落ちして、初めて言語化ができるようになる。」

これ、本当にその通りだと日々感じてます。

なぜなら、深く考え抜いて、自信を持って自分の言葉で説明できた時、
初めて自分自身で 「習得した」 と言えるからです。

なぜ「腹落ち」が重要なのか?

プロジェクトマネージャー(PM)として仕事をしていると、日々様々な課題に直面します。
障害時の対応、新機能の開発、ステークホルダーへの提案、フィードバックの対応など、どれも一筋縄ではいかないことばかりです。

そんな時、誰かの意見を鵜呑みにしたり、表面的な情報だけで判断すると、
いざという時に「なぜそうするのか?」と聞かれても、自分の言葉で説明することができません。

腹落ちするまで考え抜くというのは、

「自分自身が納得するまで、その課題やテーマをこれ以上ないくらい深掘りして理解する」
ことです。

・「本当にこれでいいのか?」
・「他に選択肢はないのか?」
・「もしこうなったらどうなる?」

このように、あらゆる角度から自問自答を繰り返すことで、その課題の本質が見えてきます。

そして、その本質を理解できた時、「これだ!」という確信が生まれ、
心の底から納得できるんです。これが 「腹落ち」 の状態です。

「自分の言葉」で説明できることの価値

腹落ちするまで考え抜いたことは、もはや「自分の知識」になっています。
だからこそ、それを「自分の言葉」で説明できるんです。

例えば、

  • 誰かに説明する時
    借り物の言葉ではなく、自分の言葉で熱意を持って語れるから、相手も納得しやすくなります。

  • 決断を迫られる時
    自信を持って「これが最善だ」と言える根拠があるから、迷わず意思決定ができます。

  • 困難に直面した時
    深く理解しているからこそ、解決策を柔軟に考え、実行に移すことができます。

「自分の言葉で説明できた」という経験は、あなたの中に確固たる自信を築き、次のステップへと進む原動力になります。

それは、単に知識が増えるだけでなく、「自分で考え、問題を解決する力」が身についている証拠です。

「腹落ち」と「言語化」を習慣にする方法

どうすれば「腹落ち」するまで考え抜き、「自分の言葉」で語れるようになるのか。

  • これ以上ないくらい深掘りする
    何か疑問に思ったら、その根っこが見えるまで徹底的に掘り下げてみてください。
    表面的な情報だけでなく、その裏にある背景や理由、影響まで、とことん追求するイメージです。

  • 人に説明してみる
    家族や友人、同僚、上司など、誰かに自分の考えを話してみてください。
    説明することで、頭の中が整理され、理解が深まります。
    もしうまく説明できなかったら、それはまだ腹落ちしていない証拠です。

  • 書き出してみる
    自分の考えを文章にしてみましょう。
    ブログやノート、メモ帳でも構いません。
    書くことで、思考が可視化され、論理が明確になります。

最初は時間がかかるかもしれません。

でも、この「自分で考え抜いて、腹落ちして、自分の言葉で説明する」というプロセスを繰り返すことで、あなたのPMとしてのスキルは間違いなく向上します。

ぜひこの「腹落ち」と「言語化」を意識して、日々の業務に取り組んでみてください。

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