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ESXiで作成したVMにsshの公開鍵認証を行う

Last updated at Posted at 2021-12-01

環境

クライアント

  • Windows 11
  • PowerShell 7.2.0
  • OpenSSH_for_Windows_8.1p1, LibreSSL 3.0.2

目的

ssh <VM名>とすることでパスワードを入れずにVMに入って作業することができるようになる記事です。
この記事ではクライアント側の操作は(クライアント)、ホスト側の操作は(ホスト)と書いてあります。
卒業課題.jpg

鍵を作成(クライアント)

鍵を生成

ssh-keygen -t ed25519

を入力したら、Enterキーを3回押してください。

Generating public/private ed25519 key pair.
Enter file in which to save the key (C:\Users\<ユーザー名>/.ssh/id_ed25519):
Created directory 'C:\Users\<ユーザー名>/.ssh'.
Enter passphrase (empty for no passphrase):
Enter same passphrase again:
Your identification has been saved in C:\Users\<ユーザー名>/.ssh/id_ed25519.
Your public key has been saved in C:\Users\<ユーザー名>/.ssh/id_ed25519.pub.
The key fingerprint is:
SHA256: <鍵がここに表示されます>
The key's randomart image is:
+--[ED25519 256]--+
|o*=oo            |
|@o+* .           |
|*Bo.+            |
|Bo.= .           |
|o.= =   S        |
| o +   .         |
|o = E   .        |
|o* B . .         |
|*o=.+o=.         |
+----[SHA256]-----+

作成した鍵の確認

dir .ssh

を入力して、id_ed2551id_ed25519.pubがあることを確認する。

    Directory: C:\Users\<ユーザー名>\.ssh

Mode                 LastWriteTime         Length Name
----                 -------------         ------ ----
-a---          2021/11/30    11:58            411 id_ed25519
-a---          2021/11/30    11:58             99 id_ed25519.pub

設定ファイルを作成する(クライアント)

設定ファイルの作成

notepad .ssh\config

スクリーンショット 2021-11-30 121001.png
と警告が出るので新しく作成してください。

設定ファイルに書く内容

.ssh\config
ForwardAgent yes

Host <自分が入れたい文字>
  HostnameVM名>
  User <ユーザー名>
  Port 22
  IdentityFile ~/.ssh/id_ed25519
属性
ForwardAgent 既に書いている場合は入れなくていいです。
Host VM 名だと覚えやすいですが、好きな文字を入れましょう。最終的にターミナルに「ssh <自分が入れたい文字>」を入力することで VM に ssh 接続します。
Hostname VM 名、もしくは IP アドレスを入力しましょう。
User VM に登録したユーザー名を入力してください。
Port デフォルトは22番です。VM側で Port 番号を変更しているなら変更した Port 番号を入力してください。
IdentityFile 秘密鍵の場所を入力します。今回は id_ed25519.pub の共通鍵を VM に登録するので、秘密鍵 id_ed25519 を登録します。

ファイル名をconfig.txtからconfigに変更する

mv .ssh\config.txt .ssh\config

公開鍵を出力(クライアント)

type コマンドで公開鍵の中身を出力します。今回は id_ed25519 の公開鍵を出力します。人によって中身は異なります。

type .ssh\id_ed25519.pub

を入力すると鍵が出力されます。
出力された鍵をVMに登録しましょう!

サーバ側(VM側)の操作(ホスト)

以下に書いてあるのは設定ファイルに書く内容で入力した<ユーザー名>と同じユーザーでログインしているときの操作です。

.ssh があることを確認してください。

cd
ls -a
.  ..  .bash_history  .bash_logout  .bashrc  .cache  .profile  .ssh  .sudo_as_admin_successful  .viminfo

ある場合

chmod 700 .ssh

ない場合

install -m 700 -d ~/.ssh

公開鍵をホスト側に登録します。

vim .ssh/authorized_keys

先ほど出力した公開鍵(.pub)の記述をそのままコピペして追加してください。すでにファイル内に何か書いてあった場合、改行して追加してください。

.ssh/authorized_keys の例
ssh-ed25519 <鍵> <クライアントのユーザー名>@<クライアントのホスト名>

authorized_keysを root ユーザーのみが読み込みと書き込みをできるようにします。

chmod 600 .ssh/authorized_keys

確認(クライアント)

自分のPCに戻って

ssh <自分が入れたい文字>

でログインできることを確認してください。

参考文献

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