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Firebase User Propertiesの検証

Last updated at Posted at 2018-03-20

FirebaseのUserPropertiesを使ってできることのまとめと
ユーザプロパティを変更した場合の挙動についての検証

ユーザプロパティを使ってできること

  • イベントデータをプロパティでフィルタする:PVイベントをフィルタして、通知をONにしている人のPVイベントを見る
  • プロパティでユーザを分類、グループ化する: 通知をONにしているユーザ、通知をOFFにしているユーザで分類する
  • 分類したユーザリストを使って特定のユーザに何かする: 購入歴ありのユーザリストにのみに通知を送る。

ユーザプロパティを設定すると具体的にどうなるのか

  • 自動的にユーザプロパティで分類したユーザリストが作られる
  • アナリティクスのイベントデータに設定したユーザプロパティ情報が含まれる

ユーザプロパティを変更した場合の挙動を検証

アイテムの購入歴を表すユーザプロパティ"have_purchased"を定義
購入経験が「ない」から「ある」に変わった場合にどうなるのか。
"have_purchased" = false"have_purchased" = trueとする

アナリティクスイベント

PVイベントなどイベントデータに含まれるユーザプロパティは過去に遡って変更されることはない: (DebugView上の表示での確認。TODO:反映されたら生データを確認する)

過去のイベントには"have_purchased" = false 、変更後のイベントには"have_purchased" = trueが設定されている

"have_purchased" = falseから"have_purchased" = trueに変更して変更前後のイベント情報を確認する

下のように"have_purchased" = trueとした後のプロパティは当然"have_purchased" = trueとなる
スクリーンショット 2018-03-20 15.58.39.png

"have_purchased" = trueとする前のプロパティは falseとなっているので
過去のイベント分はプロパティを変更してもそのまま
スクリーンショット 2018-03-20 15.58.28.png

ユーザリスト

  • プロパティを変更すると最新のプロパティに基づいて分類される
  • 以前は購入したことがなかったが、その後購入したという時。購入したことがないユーザかつ、購入したことがあるユーザというように二重にリストに参加することにはならない。

検証した内容

"have_purchased" = false に設定。通知を送る

未購入ユーザリストへ通知する 購入ユーザリストへ通知する
届く 届かない

プロパティを変更する
"have_purchased" = true に設定を変更

未購入ユーザリストへ通知する 購入ユーザリストへ通知する
届かない 届く

最新のユーザプロパティで正しく分類され通知が送られている。

memo

DebugView上でUserPropertyの変更の反映が少し遅い。
プロパティを変更しても表示上は古い情報のままだったりする。
通知では正しく分類されているので表示の問題のみで、ユーザリストの更新は即時にされている様子。

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