2021/12/20(月)の回です。
前日は、@michimichix521 さんによる「【C#.NET】言語によって挙動が変わる」でした。
.NETでは、日付、数値、および通貨の書式設定など、言語に依存するとのことです...
Oh〜、ググりづらそうです。
はじめに
Elixirを楽しんでいますか
Phoenix LiveViewを楽しんでいますか
この記事は、今後将来どなたかが、私と同じことをググってココにたどりつき、その方の時間を救うことを目指しています。 ググってたどり着いた方はぜひコメント欄に足跡(古い)を残してください。
Phoenix.LiveView.Socketの...
ここがこの記事のハイライトです。
Phoenix LiveViewを使ったアプリケーションのよくあるコードです。
defmodule AutoracePhoenixWeb.PlayerLive do
use AutoracePhoenixWeb, :live_view
def mount(_params, _session, socket) do
IO.inspect(socket)
{:ok, socket}
end
socket
ってなにだっけ? ということで、IO.inspectでみてみます。
#Phoenix.LiveView.Socket<
assigns: %{__changed__: %{}, flash: %{}, live_action: nil},
endpoint: AutoracePhoenixWeb.Endpoint,
id: "phx-FrrJ-zwNVe_GPAKh",
parent_pid: nil,
root_pid: #PID<0.709.0>,
router: AutoracePhoenixWeb.Router,
transport_pid: #PID<0.705.0>,
view: AutoracePhoenixWeb.PlayerLive,
...
>
Phoenix.LiveView.Socket構造体なのね。
$\huge{...をみたい。}$
$\huge{...をみたい。}$
$\huge{...をみたい。}$
Phoenix.LiveView.Socket ... show
ググってみる。
一応、Bingってみる。
答え
IO.inspect(socket |> Map.from_struct())
Map.from_struct/1を使うことを、@piacerexさんに教えていただきました
2021/11/24(水)の「EDI#9:各種Elixirもくもく会でやったこと持ち寄る会」および2021/11/25(木)の「LiveView JP#1:コミュニティ発足記念LT会、そしてLiveViewモブプログラミング開始」でのことです。
%{
assigns: %{__changed__: %{}, flash: %{}, live_action: nil},
endpoint: AutoracePhoenixWeb.Endpoint,
fingerprints: {nil, %{}},
host_uri: %URI{
authority: nil,
fragment: nil,
host: "localhost",
path: nil,
port: 4000,
query: nil,
scheme: "http",
userinfo: nil
},
id: "phx-FrrLKQaH8be47gTh",
parent_pid: nil,
private: %{
__changed__: %{},
assign_new: {%{}, []},
connect_info: %{session: %{"_csrf_token" => "sTJcKoxw6VIpF7LBS6tqNTQy"}},
connect_params: %{
"_csrf_token" => "IGENNRoaLydlLCgnGUJ0ChoCRz19AxUPS5GVQuWPSzaW_u8HI43L3WDv",
"_mounts" => 0,
"_track_static" => ["http://localhost:4000/assets/app.css",
"http://localhost:4000/assets/app.js"]
},
lifecycle: %Phoenix.LiveView.Lifecycle{
handle_event: [],
handle_info: [],
handle_params: [],
mount: []
},
root_view: AutoracePhoenixWeb.PlayerLive
},
redirected: nil,
root_pid: #PID<0.798.0>,
router: AutoracePhoenixWeb.Router,
transport_pid: #PID<0.795.0>,
view: AutoracePhoenixWeb.PlayerLive
}
構造体をMap.from_struct/1関数でMapに変換して出力しています。
...
みえました
$\huge{...みえました🎉}$
$\huge{...みえました🎉}$
$\huge{...みえました🎉}$
以上で「ググって解決しづらかったこと」アドベントカレンダー向けの記事としては終わりです。
せっかくですので、Phoenix LiveViewについての説明をします。
What's LiveView?
LiveViewとは何かを説明します。
その前に、ElixirとPhoenixの説明をします。
Elixir
Elixirというプログラミング言語があります。
世俗派関数型言語1に分類されます。
以下、Qiita APIで記事を取得するElixirでのプログラム例です。
|>はパイプ演算子と呼ばれるもので、Elixirのプログラムではよく使われます。
前の関数の結果を次の関数の第一引数に入れてくれます。
Mix.install([{:jason, "~> 1.2"}, {:httpoison, "~> 1.8"}])
"https://qiita.com/api/v2/items?query=elixir"
|> HTTPoison.get!([], [timeout: 50_000, recv_timeout: 50_000])
|> Map.get(:body)
|> Jason.decode!()
|> Enum.map(& Map.take(&1, ["title", "url"]))
|> IO.inspect()
上のプログラム断片でも使っておりますEnumモジュールの理解は、Elixirをはじめたときにいの一番でやるともっとも効率よく学べます。
@cooldaemon さんの「私が愛する Elixir/Erlang の楽しさと辛さ」スライドにその理由が詳しく書いてあります。
Phoenix
ElixirでWebアプリケーション開発を楽しむフレームワークが、Phoenixです。
LiveView
Phoenix LiveView enables rich, real-time user experiences with server-rendered HTML.
The most fun you'll ever have building interactive web applications. We guarantee it.
Elixirを覚えるだけで、高性能なバックエンドもリッチなフロントエンドも両方楽しくつくれちゃうんです。
$\huge{両方楽しくつくれちゃうんです}$
$\huge{両方楽しくつくれちゃうんです}$
$\huge{両方楽しくつくれちゃうんです}$
$\huge{Enjoy\ Elixir🚀🚀🚀}$
おまけ
Elixirを始めてみよう! とおもった、あなたに参考情報(クリスマス🎄プレゼント)を贈ります。
思い立ったが吉日です!!!
オススメの書籍
- プログラミングElixir(第2版) -- オーム社
- Elixir実践ガイド -- インプレス
- アルケミスト 夢を旅した少年 -- 角川文庫
Webアプリケーションを楽しむなら
IoTを楽しむなら
AIを楽しむなら
コミュニティ
- elixir.jp Slack workspaceに参加してみてください
- マヂ、やさしい人ばっかりのコミュニティ
- あなたの困ったをきっと解決してくれるでしょう
- NervesJP Slack workspaceでは、NervesやIoTが好きな愉快なfolksたちがあなたの訪れを歓迎します
- たくさんのコミュニティがあります
- @kn339264 さん作の素敵な資料をご紹介します
- Elixirコミュニティ の歩き方〜国内オンライン編〜
@piacerex さん作
2021/12/20 22:19追記
この記事は、今後将来どなたかが、私と同じことをググってココにたどりつき、その方の時間を救うことを目指しています。 ググってたどり着いた方はぜひコメント欄に足跡(古い)を残してください。
ありがとうございました
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@kikuyuta 先生の「世俗派関数型言語 Elixir を関数型言語風に使ってみたらやっぱり関数型言語みたいだった」より。Elixirはコワくないですよ〜。なんとなく知らない間にゆるふわで「アタシ、関数型言語でプログラミングしちゃってました」 てな具合にプログラミングを楽しめます。 ↩