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Go 再入門 - VSCode で環境構築

Last updated at Posted at 2020-08-24

概要

半年ほど前から Go 言語の勉強を始めたのだが、何かと忙しく放置気味になってしまった。余裕ができたので久しぶりに VSCode を開いたものの、PC 交換時に環境移行を怠ってしまい、再び環境構築から Hello, world までやり直したのでその備忘録。今回は Mac での作業だが、Windows でもパスなどを随時読み替えれば OK。

前提条件

  • macOS High Sierra 10.13.6
  • bash 3.2.57(1)-release
  • Homebrew 2.4.13
  • VSCode 1.48.1

インストール

Homebrew 経由でインストール。

brew install go

バージョンは記事の執筆時点で 1.15

go version
go version go1.15 darwin/amd64

一応 Windows でもパッケージマネージャの Scoop 経由でインストールが可能。

PATH 関連

GOPATH

ソースコードや実行ファイル、コンパイル済みのパッケージファイルなどを保存するためのディレクトリを指定する。デフォルトでは $HOME/go となってるので、特にこだわりがなければそのままホーム直下を指定。

echo 'export GOPATH=$HOME/go' >> ~/.bash_profile

GOROOT

SDK のディレクトリを指定する。Homebrew でインストールした場合は brew upgrade でのバージョン更新が反映されないため、エイリアスへのパスを指定する。

echo 'export GOROOT=/usr/local/opt/go/libexec' >> ~/.bash_profile

VSCode

拡張機能

Marketplace から拡張機能をインストールする。以前は Microsoft のリポジトリで管理されていたが、Go のプロジェクトへ移行されたらしい。『Go』で検索すれば恐らく 1 番上に表示されるはず。

img_1

ツール群

拡張機能のインストール後 ⌘+⇧+P でコマンドパレットを呼び出し、開発に必要なツール群をインストールする。

Go: Install/Update Tools

ツールは個別に選択が可能だが、取り敢えず全てにチェックして OK を押し、インストールを完了させる。

img_2

Hello, world

動作確認のためにお決まりのアレをやる。

mkdir -p $GOPATH/src/golang/hello
cd $GOPATH/src/golang/hello
touch hello.go

GOPATH 配下で新規にプロジェクトを作成。パスは適当。GitHub 上でパッケージを公開することから github.com/username/repository にすることが多い。hello.go という名前の空ファイルを生成したら、VSCode でコーディングしていく。

package main

import "fmt"

func main() {
    fmt.Println("Hello, world")
}

⌃+⇧+^ でターミナルを呼び出して実行。

go run hello.go
Hello, world // 実行結果

問題なく Hello, world 出来れば一先ず環境構築は終了。

gopls

機能

gopls (pronounced: "go please") is the official language server for the Go language.

ざっくり言えば IDE で必要なコード補完や定義へのジャンプ、フォーマットなどをまるっと提供する機能のこと。Microsoft が定義した Language Server Protocol (LSP) に沿って実装されている。gopls は Go 公式の Language Server。現段階でサポートされるのは以下の通り。

  • Autocompletion (コードの自動補完)
  • Jump to definition (定義へのジャンプ)
  • Signature help (ヒントの表示)
  • Hover (カーソル位置の情報の表示)
  • Document symbols (シンボル一覧の表示)
  • References (参照へのジャンプ)
  • Rename (命名変更)

導入

ここに書いてある内容を settings.json に追加する。

"go.useLanguageServer": true,
"[go]": {
    "editor.formatOnSave": true,
    "editor.codeActionsOnSave": {
        "source.organizeImports": true,
    },
    "editor.snippetSuggestions": "none",
},
"[go.mod]": {
    "editor.formatOnSave": true,
    "editor.codeActionsOnSave": {
        "source.organizeImports": true,
    },
},
"gopls": {
    "usePlaceholders": true,
    "staticcheck": false,
}

保存するとインストールを促す通知が表示されるので、『Install』をクリックすれば OK。

img_3

参考

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