どうも、プロキシの人です。
gcloud
gcloudコマンドは環境変数のhttp_proxy
, https_proxy
を設定していれば使えます。
$ export http_proxy=http://proxy.local:8080
$ export https_proxy=$http_proxy
設定してないとこんな感じになります。
ビビりますね。
ERROR: gcloud crashed (ResponseNotReady):
クラッシュてw
他の方法
環境変数指定したくない場合はgcloud
コマンドで設定もできます。
gcloud config set proxy/address proxy.local
gcloud config set proxy/port 8080
gcloud config set proxy/username xxx
gcloud config set proxy/password password
gcloud config set proxy/type http_no_tunnel
proxy/type
はhttp
, http_no_tunnel
, socks4
, socks5
と指定できるので、うまく繋がらない場合は指定して試してみてください。
bq
BigQueryを使う際にも設定が必要です。
gcloud
と同様に環境変数を設定してればBigQueryのbq
コマンドも使えます。
kubectl
GKEでKubernetes使いますよね。
kubectl
も環境変数設定してればいけるっぽいです。
特に意識してなかったのでこれでいいんでしょう。
gcloud docker
ここらへんももうそんな感じです。
gsutil
Google Cloud Storage
この流れだと普通にgsutil
も使えると思うじゃないですか。
ところがどっこい、使えないんだな、これが。
そんなわけで調べました。
これね。
はいはい。
ホームに.boto
を書いてっと…
[Boto]
proxy proxy.local
proxy_port 8080
proxy_user user
proxy_pass password
よっしゃ!gsutil
でアップロードするぞ!
$ gsutil cp xxxxx.txt gs://gcs-bucket/xxxxx/
反応なし。
書き方間違えてました。
正解はコチラ。
proxy = proxy.local
proxy_port = 8080
proxy_user = user_name
proxy_pass = passphrase
これが正解です。
Cloud Shell
社内プロキシに苦しむ開発者はそれなりにいると思います。
上記の設定で大体クリアできますが、うちだと外部への80,443以外のポートを使った通信が許可されてません。
正直辛いです。
そこでこんなものがありますよ。
社内プロキシ勢の強い味方。
要はコマンドライン実行するためにgcloud
コマンドやらdocker
コマンドやら色々入った専用のインスタンス立ててブラウザ上で色々できるものです。
ブラウザでコマンドやりとりしてるのでブラウザ(HTTP, HTTPS)さえ通っていればOK。
上記の設定とかしなくてもコマンド使えますよ。
起動
Developer Consoleの右上に赤枠で囲ったアイコンをクリックすると下の方にコンソールが出てきます。
これで何でもできるね!
お値段
現在ベータ版で、無料で使えます。
その後はわかりません。
GCEインスタンスの起動時間分の値段になるのかもしれませんね。