はじめに
AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA-C03)に、770点で合格しました。
普段はフロントエンド開発を中心に仕事をしており、AWSやインフラは専門ではありません。
今後はフロントエンドだけでなく、クラウドやインフラも理解したうえで、要件整理や仕様検討、プロダクト改善など、より上流寄りの仕事にも関わりたいと考え、SAA-C03を受験しました。
この記事では、使用した問題集と、Gemini、NotebookLM、ChatGPT、Typelessを使った勉強方法をまとめます。
使用した教材
問題演習では、主に次の2つを使用しました。
- Ping-t「AWS ソリューションアーキテクト - アソシエイト(SAA-C03)最強WEB問題集」
- Udemy「【SAA-C03版】AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)」
勉強の大部分は、Ping-t を使ってひたすら問題を解いていくことを中心にやりました。
本番の試験は、個人的には Ping-t の方がレベルが近かったかなと思いました。
使用した学習環境
問題演習は主にiPadで行いました。
iPadはパソコンより手軽に開けるため、問題を大量に解く用途と相性がよかったです。
間違えた問題はスクリーンショットやメモで記録し、あとからNotebookLMに蓄積しました。
AIツールは、次のように使い分けました。
| ツール | 主な用途 |
|---|---|
| Gemini | AWS用語やサービスの説明 |
| NotebookLM | 間違えた問題や弱点の整理 |
| ChatGPT | サービス比較や理解できない部分の質問 |
| Typeless | 問題文や用語を、その場ですぐ確認 |
一番役立ったのはTypeless
今回の勉強で一番助かったのは、Typelessでした。
PC上でTypelessの「何でも聞いていいよ」モードを使い、分からない問題文や単語を選択して、そのまま質問しました。
たとえば、次のような使い方です。
- この問題文を短く要約してください
- この問題では何を聞かれていますか
- このAWS用語を分かりやすく説明してください
- この選択肢が間違っている理由を説明してください
- このサービスと似たサービスの違いを教えてください
長い問題文や分からない言葉を、別の画面へコピーして質問する必要がなく、その場ですぐ確認できたのが便利でした。
Typelessを使い始めたのは勉強の最終盤でしたが、もっと早く使えばよかったと思うくらい役立ちました。
特にSAA-C03は問題文が長く、複数の条件から最適な構成を選ぶ問題が多いため、問題文の要点を素早く整理できることが大きな助けになりました。
問題演習で意識したこと
問題を解くときは、正解そのものを暗記しないようにしました。
SAA-C03では、次のような条件によって正解が変わります。
- 運用負荷を減らしたい
- コストを抑えたい
- 高可用性が必要
- データ損失を最小限にしたい
- プライベートな接続が必要
- リアルタイム処理が必要
そのため、間違えた問題では「正解は何か」だけでなく、「問題文のどの条件から判断するのか」を確認しました。
また、正解した問題でも、理由を説明できなかった場合は復習対象にしました。
本番の問題では、「明らかにこれちゃうやろww」っていう選択肢がだいたい2つくらいはあるので、まずはそれを外すようにしていました。
勉強するときも、「明らかにこれは違うな」「この選択肢は使わないな」「サービスとして間違っているな」というものを、先に削ることから意識し始めました。
NotebookLMで弱点を整理
間違えた問題や理解が曖昧な部分は、NotebookLMに蓄積しました。
問題文をそのまま保存するだけではなく、次の内容を整理しました。
- 何を問われていたか
- 自分が選んだ回答
- なぜ間違えたか
- 正しい判断基準
- 混同したAWSサービス
これにより、自分がどの分野を繰り返し間違えているのか確認しやすくなりました。
特に、次のような似たサービスの比較に役立ちました。
- S3、EBS、EFS、FSx
- RDS、Aurora、DynamoDB
- SQS、SNS、EventBridge
- Security Group、NACL
- CloudWatch、CloudTrail、AWS Config
- NAT Gateway、Internet Gateway、VPC Endpoint
本番結果
本番のスコアは770点でした。
余裕のある点数ではありませんでしたが、合格という目標は達成できました。
一方で、資格に合格したことと、AWSを実務で設計・構築できることは別だと考えています。
SAA-C03の勉強を通して、AWSサービスの知識だけでなく、可用性、セキュリティ、コスト、運用負荷を考える視点を学べたことが大きな収穫でした。
まとめ
今回、特に効果があったのは次の4点です。
- Ping-tで分野別に知識を確認する
- Udemyの模擬試験390問で問題演習を重ねる
- NotebookLMに間違えた問題と弱点を蓄積する
- Typelessで分からない問題文や用語を、その場ですぐ確認する
特にTypelessは、問題演習の流れを止めずに質問できる点が非常に便利でした。
これからSAA-C03を勉強する人には、問題演習の初期段階から、Typelessのように選択した文章をその場で説明してもらえる環境を用意することをおすすめします。
今後は、資格で得た知識をハンズオンや個人開発で実際に使い、実務につながる経験へ変えていきたいです。