技術書、いっぱい読みたいですよね。読んで理解したいですよね。パワーアップしてウッハウハになりたいですよね。そして知識を得て技術力アップしたいですよね。
しかし現実は非情……書いてあることはよくわからないし、知らない単語ばかりだし、分からないから調べてたら一向に読み進まないし、そもそもなんでこれ読もうとしたかわからなくなり、ようやっと読み切った感想は「技術書難しい」の一言に集約される。
良さそうと思って読み始めた本が自分にはレベルが高いときの絶望たるや。「わからん…なんもわからん…自分の理解力、こんなゴミでいいのか…」と悲観し焦燥にかられ、不安感を埋めるようにまた本を手に取る。あえて易しめの本を読むことで「大丈夫、分かるぞ!」と欲求を満たしジーっと見てくる何かから目をそらす。
というのが、かつての私です。
理解しようと必死になるあまり「わからない」の深淵へと落ち帰ってこれず、気づけば本たちは押し入れの奥底に押しやられていました。
そんな私が思いついたのが、今回紹介する読書術です。
理解するのではなく、indexを作る
DBだと「indexを貼る」という言い方をしますが、今回は「作る」という表現をしています。
書籍の最後に、この単語はこのページで出てくるよ~といったもの、みたことありませんか?それがindexです。そのindexを作ります。
分かるところはOK、分からないところは単語の記憶
読んでいて分かるところはそれでOKです。問題は分からないところ。
そもそも「分からない」にもステージがあると思ます。
- 頭に入ってこない、ただの文字の羅列としか感じない
- 頭には入ってくるが今一ピンとこない、自分の捉え方に自信がない
- おそらくこうだろうと捉えているが、うまく言語化できない、説明できない
- 捉え方を言語化できるが相手に伝わるようには説明できない
- 相手に伝わるように説明できるが現実性がピンとこない(どういうときに発生するかや、どういうときに使うかなど)
- 現実性にピンと来るがその状態になっても気付ける自信がない
こんな感じですかね。
読んでいて分からないな、となったとき、その分からない単語なりフレーズなりをとりあえず記憶に残します。これはどのステージにおいてもです。
ここでのストックは「単語を一言一句覚える」のではなく「こんな単語がでてきたな」「こういうときの話、みたいなのが書いてあったな」くらいのふんわりしたもので大丈夫です。
この残すのが「indexを作る」作業です。
そして読み終わった最後には「この本はこういう単語・こういう話がある本」とざっくりふんわり覚えておきます。
作ったindexはどう活かされるのか
分からないステージがどこであっても同じです。覚えた単語や近い話を聞いた時・見た時に「もしやこれか!?」と引っ張り出すだけです。
うまく行けば「あ!あの本に書いてあった!」となり本を読みに行けば学びをえられます。やったね!
もしそこまででなくても「どこかで聞いたからちょっと調べてみるか…」と調べるようにしましょう。調べていくうちに思い出すかもしれないし、そうでなくても「あーこれってそういうことかー」と分かるかもしれません。それでも分からなかったら「この単語前も聞いたから重要なのかもしれない」と作ったindexに重みを付けます。
すぐ分かるなら苦労しない
本読んで「わかったー!!」となるならそれで良いのです。しかし初めて未知を知った時、すんなり分かったとなるかはその人のこれまでの経験値に依存します。
もしindexが沢山になって覚えきれなくなってきたら、もっとざっくり「この本はこういう事が書いてある」だけでもOKだと思います。それに関する単語や話が出てきたときに「そういえばあの本はそういう系統の話だった気がする」と再び手に取り読めばいいだけなのです。
点と点を線にする。そのために、indexを作りましょう。
終わりに
ポエムタグあってるんですかねこれ、って思いながら書いてます。
この読書術はそこまで特殊なものではないと思いますが、この考え方で読むようになったら読むスピードが早くなり本を読み終えるようになりました。
参考になれば幸いです。