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Datadogの中から見たAWS re:Invent 2016 レポート

Last updated at Posted at 2016-12-06

この記事はDatadog Advent Calendar 2016 on @Qiita の6日目の記事です。
昨日は、@ngi644さんによる Datadogで NVIDIA GPUのモニタリング でした。
明日は、サポートエンジニア@jhotta の日々のナレッジを大公開!
dd-agentや各種インテグレーション関連に関連した問題のデバッグ方法(基礎知識編)です!

Datadog社はre:Inventにどのように参加したか

についてざっくり書きます。こんにちは、Datadogで日本事業開発を担当している@toolyee はっとりです。
今回のre:Inventは私自身初参加だったので、ブログ書く意識で写真撮ったりもせず、粛々とタスクをこなすばかりでした。
文字ばっかりで恐縮ですが、当日の雰囲気を少しでも感じて頂けると幸いです。

今回Datadogは初めて最上位のダイアモンドスポンサーの1社としてAWS re:Invent 2016 を協賛させて頂きました。(intelの隣に入ってる!)
Image 2016-12-06 at 6.26.06 PM.png

主な出展内容は以下
- AWS re:Invent Central: いわゆるブース出展
- Breakout Session: Datadogとしてセッションを2つ持ちました
- Pub Crawl: スポンサーがホテルのバーやレストランを貸し切って参加者にタダ酒を振る舞う!
さらに、個別で招待して以下のようなこともやっていました
- Community Event: DatadogのAgentやツールなどOSSコントリビュータの開発者向け招待制イベント
- お客様との個別ミーティング: 会場内の個室を利用して、その場で開発チームなどとの打ち合わせ
Datadogは総勢85人で参加し、過去最大のコミット!

以下、ブース出展とセッションについてレポートします。

ブース出展

AWSさんのブースのとなりに巨大なブースを構えて火曜夕方から水,木はフルタイムで3日間たくさんの来場者の方にご来訪頂きました。

回るブース pic.twitter.com/8GrPCgkCps

— Masa Hattori (@toolyee) 2016年12月6日

正確な数をいうとアレらしいのですが、
ざっくり言うと8,000人くらいのご来訪がありました。
今回のre:Invent参加者数が32,000人くらいとのことなので
参加者の4分の1はブースに訪れてもらえたようです。ありがたい!ブースもまわる!!

ブースには先日発表したAPM(Application Performance Monitoring)専用ブースも用意し、
全部で16のデモブースに総勢37人のエンジニアが全力でデモにあたりました。

そしてブースに訪れて頂いたIT Proさんの連載、AWS re:Invent 2016現地レポートにてソラコムさんに続きDatadogも紹介してもらっています!
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/112500274/120200006/
(該当の記事を見るにはIT Proサイトへのログインが必要です)

セッション

DEV205: Monitoring, Hold the Infrastructure: Getting the Most from AWS Lambda

AWS Summit New Yorkでも同様のセッションがありましたが、
re:Invent共通の指標であるセッションレベルが200番台でIntroductory(入門編)ということで、
Lambdaのベーシックな説明に結構時間を割いており、その後Lambdaの監視とは?が続きます。
https://www.youtube.com/watch?v=VtBZJYODpBc
会場はオペラホールのような2階席があるシアターで800人近くの参加がありました。
Matt_W.JPG
こんなところでプレゼンやるってどんな気分なんでしょうね!

ここで出てきているMonitoring 101, Datadogが提唱するモニタリング理論については
JAWS FESTA 東海道 2016で日本語で発表させて頂きましたので、ご興味あれば下記を。
http://www.slideshare.net/MasahiroHattori2/aws-datadog-inc

DEV202: From Dial-Up to DevOps - AOL’s Migration to the Cloud

ビジネスとしても企業体としてもインターネットの大きな変化と常に共にあったAOLさんから
レガシーなITの組織とシステムへDevOpsを実践していったプロセスを説明頂きました。
今回の基調講演ではマクドナルドの変革がエンタープライズのトランスフォーメーションの
象徴的な事例として話題になっていましたが、本事例セッションもなかなか!おすすめです。
https://www.youtube.com/watch?v=4fctbGmTru0
いわゆるエンタープライズ企業のAWS全面移行事例が続々と発表されていますが、
Datadogでもエンタープライズ企業のDevOps変革への貢献が増えてきております。

所感

re:Inventの1週間前、AWSはWell-Architected Framework(より良い設計を評価改善するためのフレームワーク)の5本目の柱"Pillar"としてOperational Excellenceを追加し、
それが前フリかのように運用まわりのサービスを大幅に拡張しました。最近のCloudWatch大幅な拡張や新しいアプリケーションパフォーマンス監視サービスであるAWS X-Rayなど、
運用監視環境についてもあるべき姿を示してそれを実践するためのサービスを提供する、AWSさすがですね。
一方で感じたのは、Datadogがこれまで提供してきたサービスやモニタリング理論、お客様のビジネスに貢献するための運用監視のあり方などは、AWSの方向性と一致しているということです。
いち運用監視SaaSの事業者としてドキドキwする瞬間もありますが、AWSのサービスをさらに発展させたものを提供してお客様のシステム運用に貢献していきたいですね。

Happy Monitoring!!

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