まえがき
こんにちは、Tomです。
この度VMware Certified Professional - Data Center Virtualization (VCP-DCV)に合格しましたのでその体験記を書こうと思います。これから取ろうと思っている人の参考になれば幸いです。
本編
きっかけ
また別の記事に書きますが、元々「参考書がある資格は全て取ろう!」と決めていました。
そこでこの資格を受けることに。業務でもVMwareは使っていたので、サービス理解にちょうどいいかなと思ったり、結局VMって何なんだ?ということを何となく知りたかったので受験に踏み切りました。
当時は参考書が絶版でどこにもなく、Amazonで中古品を新品価格で買いましたが、今は本屋で見かけることがあります。勉強しようとしたら別の優先事項が出てきたりと先延ばしになったり、Broadcomに買収されてラボ環境を構築できなくなってしまったりとありましたが、3年後ようやく勉強に本腰を入れられました。
スペック
抜粋するとこのようになっており、個人的には合格の点数が比較的低いことと、試験料の高いことが特徴かなと思いました。また講義の受講等の要件は無くなったので、テストに合格することだけが資格取得の条件になります。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 言語 | 英語, 日本語, 中国語 |
| 試験時間 | 135分 (2時間15分) |
| 問題数 | 70問 |
| 問題形式 | 選択式 |
| 合格点 | 300点 (500点満点) |
| 受験料 | USD$250 (約45,000円) |
試験範囲などの掲載がある公式のページは下記です。
勉強どうぐ
1. 黒本
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これをとっかかりとして勉強しました。
最初はサッと読み、全体像を把握。そして問題を通じてわからないところをカバーしながら知識を綿密にしていきます。問題は間違えたら合うまでやるというのを繰り返して、3週くらいやりました。
間違えたら納得するまで深ぼる、自分はこう思っていたということと真実のギャップを、対話を通じて埋めていくことが大事だと思います。
こういう時にChatGPTなどのチャットAIが便利です。おかしいと思ったところやわからないところをとことん壁打ちして、認識とのギャップを埋めましょう!
紙なので書き込めるのと持ち運べる良いサイズ感ではあるのですが、弱点として古いことが挙げられます。vSphereのバージョンも7で、序論を見てもVMware時代の説明や試験情報になっています。少し心許ないですが、それでも仮想化サービスの根幹と代表格は抑えられます。
2. 日本語の問題集(Udemy)
黒本の問題とは違って、ニッチな内容(よりハードウェアに近い内容やOS特有の話など)も出てきます。一周やって解説を読み、立て続けにもう一回やって復習するという形をとりました。黒本の巻末問題で足りないところや知識試しをする場として使いました。テスト前の追い込みにもざっと解くために使いました。
3. [IMPORTANT] 英語の問題集(Udemy)
分量が多くてめちゃ難しいのが特徴です。最初は解けなくてもあまり深刻に捉えない方が良いと思います。vSphere 7.xでは出なかったTanzuやVCFなども出ます。さらに問題の聞き方や問うている内容、解説の厚さも含めて少し不親切だというのが所感です。
ですが このマテリアルが最も重要です。詳しくは言いませんが、ここに出てくる問題と下記のexamtopicsの問題が酷似しているということだけ書いておきます。
ここにくらいつけるかどうかは、1と2できちんと知識のベースと体力がついているかにかかっていると思います。いきなり3をやるのは難しいのでおすすめしません。おそらく挫折します。
これを3周やりました。1周目はかなりキツく何度もやめたいと思ったほどです。根気よくやれば次第に潰し込めて、最終的には問題を見ると何が問われているのか、その背景や周辺知識にどのようなものがあるのか、などがパッと出てくるようになっていました。
おまけ
VMware vSphere7インテグレーションガイド
vSphereを構築したり、運用する人に向けてこういった本もあります。
ただ設計の思想や細かい設定、心得が書かれているので、資格試験に対しては真に受けず、辞書として使うのがいいとおもいます。Bookoffで数百円でした。
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ハンズオンラボ
VMware Hands-on Lab(HoL)というのもあります。サインインすればvSphere ClientのGUIなどを体感できます。
私は正直VMwareのオペレータになりたいわけではなかったので「サービス理解だけはきっちりし、他はテストで点数を取れればそれでいいや」というスタンスだったため、あまり使いませんでした。
Udemy レクチャー動画
また下記のような動画も購入しましたが、昔勉強をしたまま放置されていました。
これをやる手もありましたが、参考書で集中することを優先したかったので、結果的に使いませんでした。
試験に際して
受験料
正直サービスを勉強したという証明になればいいという心もちだったので250ドルも払いたくなく、色々調べると下記のような怪しいサイトを見つけました。
PayPalも使えるので安心して決済ができるとおもったのですが、チャットで問い合わせたところ 現時点(2026/07/07)では全世界共通で利用ができないとのことで、理由は答えてくれませんでした。もし受験しようと試みている方で、肝っ玉のある方は予約時にチャットで問い合わせてみてください。
ということで今回は円安真っ只中にドルかつディスカウントなしで購入しました。
テスト本番
チェックイン
テストセンターでの予約だったので、15分前目指しでいきました。受付すると"Broadcomですね"と言われてハッとしました。VMwareと言われてもおそらく受付の方はピンとこないと思います。
試験に際して準備するものがそれぞれあると思いますので確認が必要です。(私は免許証と自身の署名付きのクレジットカードでいけました)
試験の所感
試験予約時に日本語を選択したのですが試験を経て、英語で勉強した人は英語でやるのがベターだと思いました。日本語でやると本質を掴んでいるかが確認できますが、サービス固有名だと思っていたものが日本語訳されていたりと結構戸惑います。本番でリスクを冒してそんなことしなくて良いと思いますし、知りたいことを知れていたらそれで良いと思うので。
受験後
AWSとは違いスコアレポートが発行されます。回答を終えた時に出てくる点数と自分の顔、あとは注意書きや48~72時間後に正式なバッジや証明書が発行されると書かれています。
しかし今回72時間経ってもバッジが届きませんでした。5日くらい待ってglobal.exams@broadcom.comにメールを送ってみると、半日くらいで送ってくれたので、同様の事象を経験された方はそのように対応するのも良いと思います。
所感
合格点数は低いのに、今までとってきた資格試験の中でかなり難しい方にあった印象です。
技術そのものもそうですが、個人的にあまり興味のないところを執拗に聞かれたことや、低気圧シーズンというところもあって、勉強中に減る体力は相当なものでした。しかし根気強くやり、スキップした問題も次のラウンドではわかるようになっているという経験をしたことから、コツコツやることが秘訣だなと思いました。
結果をきちんとモノにすることができ、試験中も軌道に乗って楽しかったです。
資格試験を終えてみて、VMwareのサービスは抑えられたかなと思います。またVMも所詮はファイルで、すごいのはハイパーバイザとリソースマネジメントの仕組みなんだなと思い知りました。これから導入とかは正直ないと思っているのでこれで十分です。また改めて強固なシステムはすごいなと思いました。そしてホームラボにあるKVMにはガンガン切り込めるようになっていました。VM基盤に食らいつく胆力と自信も得られたと実感しました。
内容はハードウェアのことも出るくらいかなりニッチですし、Kubernetesやクラウドが主流になっているので多くの人におすすめはしません。
最後に
この資格でビジネスの時に決めた全ての資格試験と経験を経るにつれて膨らんでいった資格試験を修了しました。
これについてはまた後日記事にして公開したいと思います。
ほな

