はじめに
Power Queryのショートカットキーは、以下公式ドキュメントにまとめられている。
しかしながら、このページはPower Query Onlineでしか利用できないショートカットキーも多数含んでいる。
そこで、「自分の実務ではExcelやPower BI Desktopしか使わない」といった方に向けて、デスクトップアプリでも使用可能なショートカットのみをまとめてみた。
※excelのバージョンによって、少々相違する点があります。あらかじめご了承ください
Power Query Editor(基本画面)
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F2
列名・ステップ名・クエリ名の編集 -
Alt ↓
フィルター -
Ctrl ↓
型の変換 -
Ctrl(またはShift) 左クリック
複数列の一括選択
※F2
、Alt ↓
、Ctrl(またはShift) 左クリック
は、Excelと同じような挙動であるため、Excel慣れしている方にとっては馴染み深い。
Power Query Editor(詳細エディター)
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Alt ダブルクリック
複数箇所に散在している同一単語の一括編集 -
Ctrl /
コメントアウト
※VScode慣れしている方は、VScodeのショートカットキーをほとんどそのまま転用できる(はず)。
ワークシート(通常のExcel画面)
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(テーブル内の任意のセルを選択してから)右クリック→R
テーブルの更新(ピボットテーブルでも可) -
(テーブル内の任意のセルを選択してから)右クリック→B→E
Power Query Editorの起動
最後に
デスクトップアプリでは、アクセスキーやクイックアクセスツールバーを積極的に利用することで、ショートカットキー不足を補完できる。
アクセスキーで補おう
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Alt A P N L
Power Query Editorの起動 -
Alt A P N F W
ExcelをデータソースとしてPower Query発動 -
Alt A P N F F
フォルダをデータソースとしてPower Query発動 -
Alt A F T
Csv(またはテキストファイル)をデータソースとしてPower Query発動
※「アクセスキーって何?」という方は以下ページをご覧ください。
クイックアクセスツールバーを使おう
私は、以下4つをクイックアクセスツールバーに登録している。
- 詳細エディターの起動
- プレビューの更新
- クエリの依存関係
- カスタム列