Announcing Aiven for Apache Kafka® cluster configuration backupの翻訳です。

2023年7月25日

Aiven for Apache Kafka® クラスタ構成のバックアップを発表

Aiven for Apache Kafkaでクラスタ構成のバックアップが利用可能になりました！Aiven for Apache Kafkaでクラスタ構成のバックアップが可能になりました。

停電や計画的なシャットダウンにより、Apache Kafkaクラスタの状態がリセットされる可能性があります：トピックの定義と設定、ユーザー定義とACL、そしてサーバーの設定をゼロから行う必要があります。Aiven for Apache Kafka®で利用可能な新しいクラスタ構成のバックアップ機能により、上記のすべての設定をワンクリックでリストアできるようになり、予期せぬシャットダウンや計画的なシャットダウンからの復旧をより迅速かつ安全に行えるようになりました。

Apache Kafkaの設定バックアップとは？

Apache Kafka®は非常に回復力が高く、クラスタ内の複数のノードにデータや設定を分散、複製、コピーする柔軟な方法を提供しています。Aiven for Apache Kafkaのすべてのプラン（スタートアッププランも含む）は、3ノード分散アーキテクチャを採用しています。データと設定は自動的に3つの異なるブローカーに分散され、高可用性を実現します。1つのブローカーでエラーが発生した場合、データと設定のコピーはすでに別のブローカーに存在しています。

偶発的または計画的にクラスタが再起動した場合、Apache Kafkaクラスタを復元するには、データと構成パラメータの2つの要素を復元する必要があります。Apache Kafkaデータのバックアップとリストアはまだコミュニティで未解決のトピックですが、メタデータを迅速にリストアするオプションがあることは、クラスタのセットアップが失われることを心配する必要がなくなることを意味します。

Kafkaクラスタの設定を失うと、自動的にクラスタ自体を再設定し、トピック、設定、パーミッションをゼロから作り直すことになる。構成の詳細が外部スクリプトに保存されている場合、このプロセスはよくても時間がかかる。最悪のシナリオでは、関係者全員がプラットフォームで手作業をやり直す必要があり、コンフィギュレーションの悪夢となる。いずれにせよ、Kafkaクラスターを再び稼働させるためのターンアラウンドタイムは、当初の予定よりも長くなる。そしてもちろん、手作業はエラーや設定ミスを引き起こす可能性がある。

そこで、Apache Kafkaクラスタの設定をバックアップしてリストアできる機能がとても便利です。

そしてなんと、これが私たちのすべてのApache Kafkaクラスタに追加された機能なのです。

Aiven for Apache Kafkaの設定バックアップはどのように機能しますか？

AivenのフルマネージドApache KafkaサービスのKafkaクラスタ設定バックアップは、電源オフ/オンサイクル後、または万が一クラスタに障害が発生した場合、お客様のApache Kafkaクラスタの設定を自動的に以前の状態に復元します。Aiven for Apache Kafkaには99,99%のアップタイムSLAが付属しているため、Kafkaサービスは当社のサポートおよびSREチームによって24時間体制でケアされています。しかし、クラウドリージョン全体のクラッシュや不慮のクラスターシャットダウンなど、より悲惨なシナリオの場合、Aiven for Apache kafkaに追加された設定のバックアップとリストア機能は、以前のステータスを迅速に復元するのに役立ちます。

より詳細には、設定バックアップはKafkaエコシステムの以下のコンポーネントをカバーしています：

• Apache Kafkaトピックと関連する設定パラメータ（保持時間やパーティション数など）。
• Apache KafkaユーザーとACL
• スキーマレジストリのすべて：
  • スキーマ定義
  • スキーマID
  • 構成（互換性レベルなど）
  • サブジェクトとサブジェクトのバージョン
• Apache Kafka Connectの設定

クラスタ構成のバックアップを始める

Kafkaクラスタ構成のバックアップは、新しいサービスではすでに利用可能であり、既存のサービスでは定期的なメンテナンスサイクルの後に自動的に有効になります。設定バックアップの内容については、関連するドキュメントを参照してください。

今日から始めよう

クラスタ障害後、Apache Kafkaの設定バックアップ機能により、Kafkaクラスタをオンラインに戻すのに必要な時間はほんのわずかです。その結果、Kafkaユーザーは幸せになり、Kafkaメンテナンススタッフも幸せになります！

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