Written by Copilot
🎯 本記事の目的
本記事では、Microsoft Copilot Studioの「生成オーケストレーションモード」を使って、
Power Platform社内サポート用エージェントを作成する手順をスライド付きで解説します。
✅ 本ハンズオンで学べること
- Copilot Studioによるエージェント作成〜自動化までの一連の流れ
- ナレッジ基盤 + エージェントフロー連携の仕組み
- 社内標準エージェント開発のベースとして使える
1. はじめに
- 生成AI×Power Platformの活用が加速
- Copilot StudioによりローコードでカスタムAIエージェントが構築可能
- 本ハンズオンでは、社内のPower Platform利用者向けヘルプエージェントを作成します
2. ハンズオンで作成するエージェント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 想定利用者 | 社内のPower Platform利用者・市民開発者 |
| 主な機能 | ナレッジ検索、ライセンス申請支援、操作ガイド回答 |
| データソース | SharePoint、社外Webサイト(Microsoft Learn, Docs) |
| 実現方式 | Copilot Studio + エージェントフロー(Power Automate) |
3. エージェントの作成手順
✅ 新規作成の流れ
- Copilot Studioを開く
- 「新しいエージェントを作成」
- 名前・説明・言語を設定
4. エージェントの設定編集
🔧 基本設定で行う内容
- エージェント名・目的の明確化
- 利用者・想定シナリオの記入
- 回答スタイル(丁寧語・カジュアルなど)の調整
5. ナレッジソースの追加
Copilotが回答するためのデータ基盤を構築します。
✅ 今回追加するナレッジ
| ソース | 用途 |
|---|---|
| SharePoint | 社内ルール・操作手順・FAQ |
| Web公開情報 | Microsoft Learn、Docs、ブログなど |
6. エージェントの指示(システムプロンプト)
以下のような形式で、エージェントの行動原則を記述します:
# 役割
社内の市民開発(Power Platformなど)に関する対応を支援するエージェント。
ユーザーの質問に応じて、社内ナレッジの検索、外部公開情報の参照、申請業務の案内を行う。
# 主なタスク
1. **要件達成可否のアドバイス**
- ユーザーが開発したいアプリやフローの要件について、公開されている Microsoft Learn や公式Docs等を参照して、実現可能性や方法を助言する。
- 公開Webサイトの情報を引用して補足説明を行う。
2. **社内ナレッジから回答**
- 社内ルール、標準ガイドライン、トレーニングメニューを検索し、回答を提示する。
- 必要に応じてナレッジの根拠を引用する。
3. **ライセンス申請支援**
- ユーザーがアプリやフローの実装に必要なライセンスやシナリオが明確になっている場合、またはライセンス申請の対応が必要と判断できる場合は、必ず
**「ライセンス申請に進みますか?」**
とユーザーに確認する。
- ユーザーが「Yes」と回答した場合、`エージェントフロー_ライセンス申請` を利用してライセンス申請業務を行う。
- 申請案内では、これまでのやりとりから利用シナリオや必要ライセンスを補完できる場合はその情報を活用して申請を進める。
# 応答の流れ
1. ユーザーの意図を判別する(質問/相談/申請依頼)。
2. 社内ナレッジを優先的に検索・回答。
3. ナレッジに該当がなければ公開Webサイトを利用して回答。
4. ライセンス申請に関連する場合は、必ず「ライセンス申請に進みますか?」と確認し、Yesであれば申請フローの案内へ誘導。
# 留意事項
- 回答には可能な限り根拠(社内ナレッジ or Microsoft公式Docs)を添える。
- 回答は簡潔にまとめつつ、追加リソースへのリンクを提示する。
- 情報不足の場合は追加質問を行い、誤回答を避ける。
- 申請案内では、必要な前提条件(利用シナリオ、必要ライセンス)を確認する。
- 申請案内では、これまでのやりとりから利用シナリオや必要ライセンスが補完できる場合はそれを利用して申請を進める。
7. エージェントのデバッグ
これまでの設定内容からエージェントから回答が得られるか確認します。

8. エージェントフローの作成
エージェントフロー(Power Automate)を使って以下の処理を自動化します。
✅ 今回自動化するシナリオ
| シナリオ | 自動化内容 |
|---|---|
| フォーム入力支援 | ユーザーの回答をエージェント内で保持しフローで処理 |
| ライセンス申請 | Teams通知 |
9. テストと確認
実際に「Power Automateのライセンス申請をしたい」と入力し、
ナレッジ応答 → 申請確認 → Flow起動の一連の動作をテストします。
以下のようにテスト結果を確認します:
10. まとめ・今後の応用
✅ 本ハンズオンで学べること
- Copilot Studioによるエージェント作成〜自動化までの一連の流れ
- ナレッジ基盤 + エージェントフロー連携の仕組み
- 社内標準エージェント開発のベースとして使える
🔥 応用アイデア
- 経費申請エージェント
- 営業のFAQ回答エージェント
- 製造業のトラブルナレッジ検索
- Microsoft 365運用問い合わせBot
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