※これは「株式会社ネクスウェイ Advent Calendar 2025」4日目の記事です🎄
あらゆるコミュニケーションを支援する株式会社ネクスウェイの開発メンバーが、好きな技術・取り組み・学びをゆるく書いていきます 
この記事を書こうと思ったきっかけ
私が所属するネクスウェイという会社には「学び支援金」という福利厚生があります。
これは1人年間30,000円まで書籍購入、セミナー受講、ツール購入などに利活用できる制度です。
毎年この制度を利用して年間10冊ほどのビジネス書、技術書を購入しております。
今年読んだ中で印象に残っている3冊を紹介できればと思います。
みなさんの本を読むきっかけになればと願うのと、自分用のメモとしてアウトプットしたく、執筆しました。
今年からAudibleを契約して朝の出勤、散歩の時も本（主に小説）に触れる生活を楽しんでいます。そちらも紹介したいのですが、Qiitaへの投稿内容には合わないので泣く泣くカットしました。
本の選び方
毎年翔泳社が主催しているITエンジニア本大賞というイベントがあります。基本的にはここで紹介された中から自分が興味のある本を選ぶようにしています。
大賞を受賞した本は読んどいて間違い無いだろうという浅はかな考えです。
また、会社で講演してくれた方、勉強会で登壇した方、仕事で関わりのある著者の作品なども積極的に読むようにしています。
1冊目 「世界一流エンジニアの思考法」
前置きが長くなりましたが1冊目です。
- 「ITエンジニア本大賞2025」の特別賞受賞
- 世界一流エンジニアでもなんでもできるわけではない、わからないところはわかっている人に聞く
- 検討ばっかりしてさっさとやらないことの方が最大のリスク
- 失敗に寛容な職場がチャレンジ精神を生む
- リモートワーク中はQuickCallをよく使う。話した方が早いし前提認識のずれなどを防げる
- AI時代にただ漠然と怖がったり嫌がったりして、「禁止」や「排除」 をしてしまう方がよっぽど危険
などが書かれています。
エンジニアとしてだけではなく日本の仕事のやり方を考えさせられました。
ベテランだけではなくこれからエンジニアを目指す方、社会人になる方にもおすすめの本です。
2冊目 「エンジニア育成現場の「失敗」集めてみた。 42の失敗事例で学ぶマネジメントのうまい進めかた」
- 「ITエンジニア本大賞2026」の候補作
- 前書の「ソフトウェア開発現場の「失敗」集めてみた。」が面白かったので第2弾も読んでみることに
- 新人にキャリアプランを考慮せずに作業だけ与えているとモチベーション低下、将来の不安を招く
- 自分だけの長所を伸ばし、自分だけの必殺技を持てることが大事
- 過度なサポートは新人の技術力や対応力をつけるきっかけを奪う
- ゆとり時間や無駄作業を排除して仕事を詰め込みすぎると楽しさが奪われる
などが書かれています。
育成現場でよくある失敗がわかりやすく書かれています。回避策も書かれているので、「そうだよな」と思いながら読んでいました。
ネクスウェイのエンジニア組織も若手社員が増えてきているのでちゃんと育成プランを考えて失敗しないようにと改めて思いました。
3冊目 「ユーザーの問題解決とプロダクトの成功を導く エンジニアのためのドキュメントライティング」
- ユーザ（読み手）を理解してニーズを満たすよう編集を考える（技術的な正確さ、完全性、構成、明確さと簡潔さの軸で考える）
- タイトルはユーザーから見たドキュメントの目的を、いちばん短くかつ明確にいい換えたフレーズにする（この記事はできているだろうか
） - サンプルコードは読み手が探し求める黄金である
- 言葉だけではなく画像を上手く使う
- ユーザに使われなくなった時点で削除する
などが書かれています。
仕事柄APIドキュメントや説明資料などをつくることがよくあります。
用語を統一する、図を作成する、案を提示するなど、それがなぜ必要かが専門的に書かれている本です。
生成AIが文章を作成してくれる時代ですが、そのままでは読みづらい文章になっていることがよくあります。
この本に書かれていることを意識してちょっと構成を変えるだけで読みやすくなると感じました。
番外編 「Software Design」
- 毎月出ているので気になるタイトルは購入するようにしています
- 最近だとAI、MCP、リファクタリング、ドメイン知識などに惹かれました
- その分野に特化した技術書と違い、広く浅く知識が得られます
雑誌だと自分の知りたい分野だけでなく情報が入ってくるところが良いです
気になったことがあればより専門的な技術書を手に取って読むようにしています
WEB+DB PRESSも合わせて読んでいたのですが休刊になってしまい残念です（2023年8月なので結構前ですね、時が経つのは早い）
その他
- 紹介できないけど今年読んだ本の一部
おわりに
- 冒頭話した「ITエンジニア大賞2026」が来年2月に発表されるのが今から楽しみです
- 年末年始の長期休暇があるのでAI関連やプロジェクトマネジメントの本を追加で購入しようと思っています
- こんな記事書くとみなさんのおすすめ本が知りたいなと思いはじめました
最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社ネクスウェイ Advent Calendar 2025では明日以降も、開発メンバーがそれぞれの「好き」と「学び」を自分の言葉で綴っていく予定です。
明日 5 日目の記事は、同じくネクスウェイ開発メンバーの @haraD_nxw さん です。
今年の新入社員さんです。どんな記事を書くのか楽しみです 
引き続き、お楽しみください🎄
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