用意するもの
- Jetson AGX Orin
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PC
- Ubuntu 22.04 LTS
- 最近はWindowsでもWSL等で可能な場合がありますが,基本はUbuntuホスト推奨
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M.2 SSD
- 内蔵の64GB eMMCにもインストール可能ですが,容量不足になりがちなため256GB以上のSSD推奨
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USB A to C ケーブル
- PC とJetson を接続するために使います
SDK マネージャーのインストール
まず,ホストとなるUbuntu PCにNVIDIA SDK Managerをインストールします.
NVIDIA SDK Manager のページにアクセスし,.deb (x86_64) をクリックしてダウンロードします.
ダウンロードにはNVIDIA Developerアカウントへのログインが必要です.ファイルを入手したらインストールし,起動します.
SSDの取り付け
Jetsonの底面にM.2 スロットがあります.ここに用意したSSDを取り付けます.
Force Recovery Mode での起動
書き込みを行うために,Jetsonをリカバリーモードで起動する必要があります.
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電源アダプターと,データ転送用のUSB Type-Cケーブル(PCと接続)を挿します.

このときディスプレイポートを接続してもok.↑電源(19V typeC)とDPを接続. -
ボタン操作でリカバリーモードに入れます.
本体側面にある3つのボタンを使用します.
(図:左から「電源」,中央が「強制リカバリ」,右が「リセット」です)-
手順:
- 中央の Force Recovery (強制リカバリ) ボタンを押し続けます.
- その状態で,左の Power (電源) ボタンを長押し(または一度押す)して電源を入れます.
- 両方のボタンを放します.
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手順:
成功すると,PC側のSDK Managerがデバイスを認識し,以下のようなポップアップが表示されます.

お使いのJetsonの型式(例:Jetson AGX Orin 64GB developer kit version)を選択して「OK」をクリックします.
インストール手順
STEP 01: 環境設定
インストールするJetPackのバージョンを選択します.今回は JetPack 6.2.1 を選択しています.
ターゲットハードウェアが正しく認識されていることを確認し,「CONTINUE」をクリックします.
STEP 02: パッケージ選択
インストールするコンポーネントを選択します.「Jetson Linux」「CUDA」「DeepStream」などが含まれます.
基本的にはデフォルトのままで問題ありませんが,必要に応じて「Additional SDKs」にチェックを入れます.
下部の「I accept the terms...」にチェックを入れ,「CONTINUE」を押します.
ホストPC(Ubuntu)のパスワードを求められるので入力します.
STEP 03: 書き込み設定 (重要)
ダウンロードが完了すると,書き込み(Flash)の準備画面がポップアップします.ここでOSの初期設定とインストール先を指定します.
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OEM Configuration:
Pre-Configを選択し,Jetson側で使用する「ユーザー名」と「パスワード」をここで設定しておきます. -
Storage Device: ここで
NVMeを選択します(SSDにインストールする場合).
設定が完了したら「Flash」をクリックすると書き込みが始まります.
STEP 04: 完了
しばらく待ち,以下のように "INSTALLATION COMPLETED SUCCESSFULLY" と表示されれば完了です.
Jetsonが再起動し,Ubuntuのログイン画面が表示されます.










