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M1 MacからUbuntuにSSHで接続してGUIのアプリを操作する(覚書)

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Last updated at Posted at 2026-01-10

本記事は Google Gemini で調べながら実際の動作まで確認した内容の覚書です

はじめに

M1 Macから、FPGA開発環境(Vivado/Vitis)や解析ツール(PyBERT)がインストールされたUbuntu(24.04 LTS) PCへSSH接続し、GUIで操作するための設定をまとめました

1. Mac側の準備

Macは標準ではXサーバーを持っていないため、XQuartzを導入する

  1. XQuartz公式からインストール
  2. インストール後、Macを再起動(またはログアウト)
  3. 重要: XQuartzの「設定」>「セキュリティ」で「認証されたクライアントからの接続を許可」にチェック
  4. ターミナルで以下を実行し、間接OpenGL描画を許可
defaults write org.xquartz.X11 enable_iglx -bool true

2. SSH接続

-YC オプション(信頼されたX11転送 + 画面データの圧縮)を使用して接続

ssh -YC ユーザー名@UbuntuのIPアドレス

3. Ubuntu側の依存ライブラリのインストール

Ubuntu 24.04 LTSで 最新のGUIツール(Qt6/PySide6等) を動かすために、以下のライブラリをインストールします

sudo apt update
sudo apt install libxcb-cursor0 libxcb-xinerama0 libcanberra-gtk-module libcanberra-gtk3-module libwebkit2gtk-4.1-dev

4. 環境変数の設定

以下を.bashrc に追記することで、描画エラーが起きるのをできるだけ防ぐ

# GUI apps over X11 forwarding settings
export GDK_BACKEND=x11
export GTK_THEME=Adwaita
export LIBGL_ALWAYS_SOFTWARE=1
export QT_QPA_PLATFORM=xcb

追記後、source ~/.bashrc で反映する


5. 各ツールの起動例

Vivado(2024.2)

通常通り起動

vivado

Vivado.png

Vitis (2024.2 Unified IDE)

通常通り起動
Macのターミナルでコマンドプロンプトに制御が戻ってからGUIが起動する

  • ただし、起動後のGUI画面は位置・サイズの変更ができないので注意
  • Vitis上部のメニューバーをダブルクリックすると最大化はできる
vitis

Vitis Unified.png

※EclipseベースのVitis Classiを立ち上げる場合は以下のコマンドを使用する

vitis -classic

PyBERT

起動時にOpenGL関連の警告(glx: failed to create drisw screen)が出るが、基本的には無視しても問題なく動作可能

pybert

pybert.png


6. トラブルシューティング

「could not connect to display」と出る場合

  • Mac側でXQuartzが起動しているか確認
  • echo $DISPLAY で値が表示されるか確認。空なら -Y オプションを忘れている可能性がある

インストールするパッケージがみつからない

Ubuntu 24.04では一部の古いライブラリが廃止されているため、libxcb-cursor0 のような新しいパッケージ名を使用している。
24.04以外を使用する場合は、Ubuntuのバージョンに合わせてパッケージ名を修正する必要がある

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