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はじめに

Microsoft が Intelligent Terminal version 0.1 を発表しました
これは Windows Terminal をベースにした、エージェント機能を組み込んだ実験版のターミナルです。

普通のターミナルは「コマンドを打つ場所」ですが、Intelligent Terminal はそこにエージェントの操作面が加わります。
エラーの説明、修正の提案、過去セッションの再開まで、ターミナルの中でそのまま扱えるのが特徴です。

この記事では、まず Intelligent Terminal の基本を整理し、そのあと実際にインストールして試した内容を書きます。

Intelligent Terminal とは

Intelligent Terminal は、Windows Terminal の実験的な派生版です。
単に見た目が変わるだけではなく、エージェントとターミナルを同じ画面でつなぐのが大きなポイントです。

主な機能は次のとおりです。

項目 内容
🧭 エージェントペイン シェルの右側や下側に、エージェント用のペインを開けます
⚠️ エラー検出 コマンド失敗を検知して、修正のきっかけを出せます
🗂️ セッション管理 過去のエージェントセッションを一覧して、途中から再開できます
❓ コマンドパレット 自然言語の指示を入口にして、エージェントを起動できます
🤖 エージェント切り替え GitHub Copilot CLI だけでなく、ACP 対応エージェントも使えます

デフォルトのエージェント体験は GitHub Copilot CLI です。
つまり、最初から「Copilot と一緒に使うターミナル」として始められます。

ショートカットも分かりやすくて、エージェントペインの表示・非表示は Ctrl+Shift+.、フォーカス切り替えは Ctrl+Shift+I です。
セッション管理パネルは Ctrl+Shift+/ で開けます。

インストールしてみた

今回は Microsoft Store から入れて試しました。
WinGet でもインストールできます。

winget install Microsoft.IntelligentTerminal

インストール後に起動すると、下部にエージェントペインがあり、通常の PowerShell 画面と並んで動きます。
最初は「ターミナルの中に Copilot がいる」という見た目で、かなり分かりやすいです。

Intelligent Terminal のエージェントペイン

自然言語でコマンドを作ってくれる

試してみて一番分かりやすかったのは、自然言語でそのまま指示できる点でした。

たとえば、

tmpファイルはいくつある?

と入力すると、エージェントが意図をくみ取って PowerShell コマンドを提案してくれます。

実際には、こんなコマンドが生成されました。

(Get-ChildItem -Path . -Filter *.tmp -File -Recurse -ErrorAction SilentlyContinue | Measure-Object).Count

これで、カレントディレクトリ以下の .tmp ファイル数を数えられます。
Get-ChildItemMeasure-Object を自分で組み合わせなくても、自然文からそのまま形にしてくれるのが便利です。

自然言語からコマンドを作る様子

過去のセッションを選び直せる

もう 1 つ便利だったのが、セッション管理です。
GitHub Copilot CLI がベースなので、過去にやり取りしたセッションが一覧で出てきます。

これにより、いったん終わった作業を後から掘り返して続けることができます。
「さっきの調査の続きを見たい」「別のタブで走らせたタスクに戻りたい」といった場面でかなり助かります。

実際にセッションを開くと、過去の作業内容がそのまま残っていて、どのタブで何をしていたかも追いやすいです。
Copilot のバージョン表示や AI Credits の残量も見えるので、今どのエージェント体験にいるのかが分かりやすいのも良いところでした。

開いたエージェントセッション

過去のセッションを選べる画面

まとめ

Intelligent Terminal は、Windows Terminal にエージェント操作を自然に重ねた実験版でした。

普通のターミナルの延長で使えるのに、
自然言語でコマンドを作れたり、過去のセッションを呼び出せたりするので、かなり「次のターミナル」という印象があります。

まずは実験版として触ってみる価値は十分ありました。

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