目次
chocolateyって何?
Windows向けのパッケージ管理ソフト。
いろんなソフトをコマンドで簡単に管理できる。
インストール、アンインストール、アップデート、特定バージョンのインストールとかもコマンドで出来るので、管理しやすい。
Chocolateyで管理しているすべてのソフトのアップデートもなんかもコマンドで出来る。
chocolateyのインストール
以下のコマンドを、管理者権限で開いた「コマンドプロンプト」か「Windows PowerShell」で叩くだけ。
@"%SystemRoot%\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe" -NoProfile -InputFormat None -ExecutionPolicy Bypass -Command "iex ((New-Object System.Net.WebClient).DownloadString('https://chocolatey.org/install.ps1'))" && SET "PATH=%PATH%;%ALLUSERSPROFILE%\chocolatey\bin"
参考ページ:Installation
使い方
「コマンドプロンプト」か「Windows PowerShell」からchocolateyのコマンドで使える。
GUI版もインストール可能だが、基本的にコマンドで操作する。
インストール
choco install [パッケージ名]
cinst [パッケージ名]
※スペース区切りで複数パッケージの同時インストールも可能
choco install [パッケージ名1] [パッケージ名2]
cinst [パッケージ名1] [パッケージ名2]
※--yes
か-y
をつけると確認が表示されない
アンインストール
choco uninstall [パッケージ名]
cuninst [パッケージ名]
アップデート
choco upgrade [パッケージ名]
cup [パッケージ名]
インストールしているパッケージすべてをアップデート
choco upgrade all
cup all
※--yes
か-y
をつけると確認が表示されない
chocolatey自体のアップデート
choco upgrade chocolatey
インストールしているソフトの一覧
choco list -lo
clist -lo
ソフトの検索
choco list [検索ワード]
clist [検索ワード]
入手可能なすべてのバージョンを表示
choco list [パッケージ名] -allversions
バージョンを指定してインストール
choco install [パッケージ名] --version [バージョン]
cinst [パッケージ名] --version [バージョン]
強制インストール、強制アンインストール
--force
インストールディレクトリの指定
-ia '/dir=[ディレクトリ]'
提供されているパッケージ一覧
公式サイトにパッケージ一覧が載っている。
開発に必要なものも結構ある。
最新以外のバージョンを使う時にすごく便利。
例)TensorFlow用にPython 3.6を入れたい
choco install python --version 3.6.8
XMLから一括インストール
xml形式のファイルを作って一括でインストールすることも出来る。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<packages>
<package id="GoogleChrome" />
<package id="Everything" />
<package id="winmerge" />
<package id="SublimeText3" />
<package id="SublimeText3.PackageControl" />
</packages>
こんな感じのxmlを作って・・・
choco install [ファイルパス]
みたいな感じで読み込ませると一括でインストールしてくれる。
GUIバージョンのインストール
choco install chocolateygui
基本的にコマンドで出来ることと変わりないらしい。
ただし、GUIの持つ「エクスポート機能」はコマンドでは出来ない。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<packages>
<package id="chocolatey" version="0.9.9.11" />
<package id="ChocolateyGUI" version="0.13.1" />
<package id="PowerShell" version="4.0.20141001" />
</packages>
こんな感じのxmlを出力出来るらしい。
これをさっきの「XMLファイルからの一括インストール」の手順で一括インストールすれば、環境移行が楽。