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置換したリクエストとは別のレスポンスを検査する場合(CSRFトークン)

Last updated at Posted at 2024-05-13

sWebMachineGun.exe実践編

置換したリクエストとは別のレスポンスを検査する場合で、今度はCSRFトークンによる画面遷移制御が行われている場合

診断対象

こんな感じ

入力画面 確認画面 完了画面
POST /sanaki/yourdata/testConfirm.asp HTTP/1.0
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded
Content-Length: 0

Email=test@example.com&Tel=03-0000-0000
POST /sanaki/yourdata/testComplete.asp HTTP/1.0
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded
Content-Length: 0

csrfToken=【直前のHTTPレスポンスに書かれていたCSRFトークン】

入力画面→確認画面→完了画面

そして、完了画面に遷移する際には、hiddenタグのCSRFトークンを正しく返す必要がある、、、というような対象

sWebMachineGun.exeの設定

メインの設定は、HTTPリクエストの設定と、置換方法の設定

sWebMachineGun.exeの設定1

「Request」タブに、二つのHTTPリクエストを設定して、
判定対象リクエストをNo1(2つ目のリクエスト)に設定する

一つ目はこんな感じ

007.png

リクエストとしては「一つのHTTPリクエスト(一番シンプル)」と同じ。

二つ目はこんな感じ

012.png

  • 変換対象ページが No0
  • 判定対象ページが No1

となっている。
こういう設定にする方法は後述している

ちなみに「AutoTarget」がオフになっているが、オンにすると、変換対象/判定対象がGUIで表示されているページに自動で追随するので、オフにしている。

sWebMachineGun.exeの設定2

「Setting」タブの置換方法は、キャプチャ画像を分かりやすくするために2つだけ。

  • 「値」の前方に「'"'&quot;`a--><s>【マーキング文字】【変数名】/</s>」を追加する
  • 「値」の前方に「'」を追加する

「お勧め」ボタンにはいろいろな置換方法が用意してありますよ。

「UseName」をチェックして、パラメータの解析(名前と値を解析)を実施するように指示する

009.png

この画面で、変換対象ページをNo0と指定している

sWebMachineGun.exeの設定3

010.png

「Judge/Regex」で、判定対象ページをNo1に指定している

sWebMachineGun.exeの設定4(CSRFトークンの設定)

「GeneralSetting」タブの「CSRF Token」ボタンで、表示されるダイアログで設定する。

013.png

画面では、

  • 抽出方法として、csrfTokenという名前のhiddenタグ(またはAタグのクエリ文字列)
  • 貼付方法として、csrfTokenという名前のポストデータ(またはクエリ文字列)

ということになっている

sWebMachineGun.exeの実行

「Execute」ボタンで、実行できるのですが、結果はこんな感じで、各変数に対して、各置換方法を与えたHTTPリクエストを送信し、そのレスポンスからCSRFトークンを探し出し、次のリクエストにそのトークンを埋め込んでいることが分かると思う。

014.png

015.png

ちなみに、CSRFトークンの設定画面で「Null Token」がオンとなっていたので、

  • トークンの変数の値が空文字列
  • トークンの変数自体か存在しない

というパターンも実行している

sWebMachineGun.exe Index

sWebMachineGun.exe のメインメニューに戻る

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