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データ作成画面と削除画面3(残ったデータを削除するための連続実行)(連続してHTTPリクエストを送信する(マクロの使い方))

Last updated at Posted at 2024-05-29

sWebMachineGun.exe実践編

データ作成画面と削除画面1」や「データ作成画面と削除画面2(削除画面)」で説明したように、1レコード作って削除して、、、を繰り返してもいいが、データ作成画面だけイッキに脆弱性診断を実施して、、、次に削除画面を脆弱性診断を実施する、という作業手順でもよいだろう。

どちらにしても、作成したデータが残ってしまうことがあるわけで、それを一斉に削除する方法、が今回のテーマです

ポイントとしては、変化する部分をカウント数を示すマクロ「%%c%」、またはグローバルな値を示すマクロ「%%g%」あたりを使って削除リクエストを連続実行して、脆弱性診断で作成したデータを一斉に削除することができるでしょう。

診断対象

こんな感じ

登録データ一覧画面 データ削除画面
GET /sanaki/yourdata/testIdInputDelete.asp?id=10 HTTP/1.0

データ作成画面と削除画面1」または「データ作成画面と削除画面2(削除画面)」の削除リクエストだけ取り出した感じです

事前作業

事前にどのデータを消すのか調べておく

068.png

例えば、こんな感じ。

ここでは、データ作成画面に対して脆弱性診断を実施した結果、id=24以降で、id=37までのデータが作成されたので、(37-24=13...大体20リクエスト)削除しようと思う。

sWebMachineGun.exeの設定

メインの設定は、HTTPリクエストの設定と、置換方法の設定

sWebMachineGun.exeの設定1

「Request」タブに、一つのHTTPリクエストを設定する

069.png

このリクエストテンプレート画面は「データ作成画面と削除画面1」や「データ作成画面と削除画面2(削除画面)」の削除リクエストテンプレートと基本的に同じですが、マクロが「%%c%」となっている点が異なっています。

sWebMachineGun.exeの設定2

今回は、様々な文字列へ置換していく、、、というより、データ削除を連続実行したいだけなので、「Use ReplaceList」チェックボックスはOffにして、単純な繰り返し実行のモードにする。

そして、カウンタ設定にして、マクロ「%%c%」へ埋め込む値を設定する。
初期値は、24で、ステップ数は「+1」なので、マクロ「%%c%」は、24,25,26,27....と続き、繰り返し回数は、「%%c%」が37よりはちょっと大きい値になるであろう20回とした。

070.png

sWebMachineGun.exeの設定2a

今回はマクロ「%%c%」を用いているが、マクロ「%%g%」を用いる場合は、「General Setting」タブの「グローバルカウンタ」設定で設定する

071.png

マクロ「%%c%」は、実行ボタンを押下ごとに初期化される

一方、マクロ「%%g%」は、sWebMachineGun.exeが起動中保持される値(起動直後は"1")で、画面では次の「%%g%」は「24」、次の次はステップ数が「1」なので「25」....というような感じ。

まぁ、繰り返し回数は上記の「Setting」タブで指定する必要はあるが・・・

sWebMachineGun.exeの実行

「Execute」ボタンで、実行できるのですが、結果はこんな感じで、

072.png

id=24~id=44までのデータ削除リクエストが送られていることが分かると思う。

実際に、実行後は、こんな感じで、削除したいデータが削除されていることが分かる

073.png

そのほかのマクロ

いろいろあるよ。
「Macro」というボタンを押すと、ヘルプメッセージのダイアログが表示されるよ

074.png

注意事項

  • 脆弱性診断中に、お客さん側もデバグ(検収)していると、お客さん側が新規作成したデータも削除されるかもしれない

sWebMachineGun.exe Index

sWebMachineGun.exe のメインメニューに戻る

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