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ログイン画面の場合(多要素認証)

Last updated at Posted at 2024-05-20

sWebMachineGun.exe実践編

ログイン画面の場合」では、よくあるユーザ名とパスワードだけの場合だけど、今回は最近増えてきた多要素認証も含めた画面遷移がターゲット。

診断対象

こんな感じ

パスワード入力画面 パスコード入力画面 認証完了画面
POST /sanaki/yourdata/testLoginMultiPasscode.asp HTTP/1.0
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded
Content-Length: 0

user=sasaki&password=password
POST /sanaki/yourdata/testLoginMultiAuth.asp HTTP/1.0
Content-Type: application/x-www-form-urlencoded
Content-Length: 0

passcode=1729

つまり、ユーザ名とパスワードを入力してから、QRコードからのパスコードを入力して、やっと認証されるような画面遷移がターゲット

事前準備

まず、QRコードを入手して、URIを抽出する必要がある

QRコードの入手

脆弱性診断の場合は、テスト用アカウントの貸与があると思うので、その時に入手できるはずなので、QRコードの入手方法については省略

今回は「sQRCodeFugging.exe{sWebTool})」を使ってQRコードを作成した。

041.png

QRコードからURIの抽出

QRコードからファジングする(sQRCodeFugging.exe{sWebTool})

というツールを作っているので、そこにQRコードの画像を読み込ませれば、URIが抽出されると思う

今回は「sQRCodeFugging.exe{sWebTool})」を使ってQRコードを作成したので、URIを抽出する。
というより、URIを指定してQRコードを作成したような感じだけど、そこはご容赦を。

ということで、多要素認証で使うURIは「otpauth://totp/AAAA:AAAA@example.com?secret=BASEBASE&issuer=AAAA&algorithm=SHA1&digits=6&period=30」です。

参考:URIの挙動の確認

ちなみにQRコードから抽出したURIは、(多分)30秒ごとにパスコードを抽出すると思う。

QRコード認証のパスコードを計算する(sAuthenticator.exe{sWebTool})

というツールを作ったので、どんなパスコードとなるのかき、このツールで確認できると思う。

ちなみに
sWebMachineGun.exeもsAuthenticator.exeを呼び出しているだけ

sWebMachineGun.exeの設定

メインの設定は、HTTPリクエストの設定と、置換方法の設定

sWebMachineGun.exeの設定1

「Request」タブに、二つのHTTPリクエストを設定する

045.png

この画面は、「ログイン画面の場合」とかと同じなので、特に説明は不要だろう

046.png

二つ目のリクエストテンプレートに書かれている「%%msg%」が、QRコードから読まれたパスコードに置換される

sWebMachineGun.exeの設定2

「Setting」タブは「ログイン画面の場合」とか同じなので、説明は不要だろう

020.png

sWebMachineGun.exeの設定3(外部からの入力)

「GeneralSetting」タブの「InputDialogOption」リストが今回の設定の肝となる部分

テキストボックスに動作を指定する引数を入力して、投入したいInputDialogOptionプラグインをリストから選択して、「Set」ボタンで登録する

今回は、上記のQRコードから抽出したURIをテキストボックスに入力して、「GoogleAuthnticator」プラグインを選択して、登録した

047.png

ここの設定がリクエストテンプレートに書かれたマクロ「%%msg%」を置換する

sWebMachineGun.exeの実行

「Execute」ボタンで、実行できるのですが、結果はこんな感じで、2つ目のリクエストテンプレートに書かれたマクロ「%%masg%」が計算された値に書き換わっていることが分かる

048.png

sWebMachineGun.exe Index

sWebMachineGun.exe のメインメニューに戻る

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