2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

GA4でCV-コンバージョンが計測されない際の確認事項

Posted at
  • 先日、GA4においてコンバージョンが計測されない事象がありました。
  • その後、試行錯誤のうえ、コンバージョンが計測されない場合の見直すべきポイントの1つを掴みましたので、共有したいと思います。
  • ※2021年12月現在における事象です。もしかしたら、ご覧いただいたタイミングでは解消しているかもしれません...

事象の確認

原因は UA → GA4

  • GA4においてコンバージョンが計測できていなかった原因は、GA4の計測タグの設置方法にありました。というより、実のところサイト上にはGA4の計測タグは設置していませんでした。
  • 元々サイト上にはUA(ユニバーサルアナリティクス)の計測タグ「gtag.js:グローバルサイトタグ」を設置していました。
  • UAにもGA4にも「接続済みのタグ(タグの接続)」という機能があります。サイトからGA4へは、UAの「接続済みのタグ」を経由してデータを渡していました。「接続済みのタグ」機能を用いると、元々設置している計測タグを変更せずに他のプロパティへ(今ではあればUAからGA4へ)イベントを渡すことができます

image.png

image.png

解決策は GA4 を軸にする

  • Googleの説明には 既存の gtag.js ページ スニペットにコードを 1 行追加 とありますが、なんとこの方法でもコンバージョンが計測されませんでした。

image.png

  • 1 行追加だけではダメです。最初の行のUA-XXXXXX-13部分もGA4プロパティのIDG-XXXXXへ変更しないといけません。これは結局のところ、UAタグをGA4タグに入れ替えるということになります。

  • ただ、UAタグをGA4タグに入れ替えただけでは、今度はUAで計測できなくなってしまうので、以下のどちらかも行った方がいいでしょう

    • GA4の「接続済みのタグ」機能にUAのIDを追加する
    • GA4の計測タグ内にgtag('config', 'UA-XXXXXX')を追加する
  • なぜUAに「1行追加」もしくは「接続済みのタグ」では、GA4のコンバージョンが立たないかの本当の理由は、下記の説明を理解するとわかるかもしれません(私は放棄しましたが...)

GTMを用いた場合は?

  • 今回はアナリティクスの計測タグをサイトへ埋め込んでいますが、タグマネージャー経由でアナリティクスを設置する方法もあります。
  • こちらの方法は検証していませんが、「接続済みのタグ」を使わないで、UAとGA4の両方を設置した方がいい気がします

  • 現在では、新たにアナリティクスのプロパティを立ち上げると、GA4がデフォルトです。オプションでUAも立ち上げることができますが、この際はGA4の「接続済みのタグ」にUAプロパティIDがセットされる形で連携されています。ですのでコンバージョンの計測にも影響はないと思います。

  • 今回の投稿の対象となるサイトは、今までUAを用いていて、これからGA4を後付するサイトです。

  • GA4を採用したが、コンバージョンが取れていない、カスタムイベントが反応していない、という場合は、サイトに設置している計測タグGA4のものであるかを、まずご確認いただければと思います。

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?