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OS X Yosemite インストール失敗の後日談

Last updated at Posted at 2014-10-20

■ スペック

  • MacBook Pro(2011)
  • OS X Marvericks -> OS X Yosemite
  • McAfee なし
  • Homebrew 導入,デフォルトシェルを zsh に変更

■ ダウンロードからインストールまでの経過

  • Mac App Store からダウンロード。
  • ADSL 回線のため一晩かかる。
  • 翌朝,インストーラ起動。インストール開始。
  • 残り時間 21 分と表示されたところで「インストールに失敗しました。再起動してやり直してください」の表示。
  • 以後,繰り返し。

■ 対応と復旧

以下,対応作業と復旧作業のあらましです。

● まずは電源を落としてみた

とりあえず電源を入れなおしてみることに。

  • 電源を強制的に落としたら MBP が起動しなくなった。
  • 正確には起動途中で電源が落ちる感じ。

● 調査

ネットで調べてみると,McAfee が入っていることでインストールが止まるという事象があることが判明。

  • 意図的に McAfee を入れたつもりはない。
  • セーフモードで起動を試みるも,セーフモードですら起動しない。

● ディスクのチェック

あきらめてディスクの修復 & 復元を試みることにした。

  • 電源 ON 時に option キーを押しておく。
  • 起動ディスク選択の画面で「復旧」を選択。
  • ディスクユーティリティでチェックなど開始。

★ディスクユーティリティの結果

  • ディスクの検証 -> 失敗
  • ディスクの修復 -> 失敗
  • ディスクの復元 -> 失敗

なにをやってもダメな状態に。

● 復旧作業

★パーティションの削除

仕方ないので Marvericks の入っていたパーティションを削除。

★TimeMachine からの復元

自動バックアップの TimeMachine から削除したパーティションに復元を実行する。ディスクユーティリティのウィザードに従えば簡単にできる。4 時間ほどかかったが,無事 Marvericks に戻った。

■ 再調査

ネットで最初に調べたときの McAfee 疑惑は自分の MBP には当てはまらないことを知り,再度調査を行うことに。ネットの情報を見る限りだと成功している人が多いので,何か環境面で問題があることは疑いない。

● Homebrew の疑惑

Yosemite のインストール時のトラブルを調べてみると,「/usr/local が云々...」という情報が以外に多い。それらの記事を読んでみると,どうやら OS X のデフォルトのログインシェルを bash から zsh に変えたときに入れたパッケージ管理ソフトの Homebrew が入っていると,インストールが長時間化するという事象があるらしい。

★その原因は何か

詳細はググッた記事が詳しいので割愛するが,Homebrew でもっている /usr/local 配下のものを Yosemite インストーラが移動させる際に長時間がかかるそうだ。一説には 8 時間という話もある。

★しかし,正常には終わるようだ

だが,実際には「長時間かかる」だけでインストールそのものは正常に終わるそうだ。それらの記事でも無理に対処はせずに時間をかけてインストールすることを推奨していた。

■ 結論

しかしながら,他に手がかりは無いので Homebrew を疑ってかかってみることにする。まずやったことは次の通りだ。

  • デフォルトのログインシェルを zsh -> bash に戻す。
  • Homebrew を削除する。

それぞれの手順は各自調べて欲しい。詳しい情報がたくさん公開されている。

● 再挑戦

ダウンロード済みの Yosemite インストーラで再びインストール開始。今度は正常にインストール処理が終了し,無事に Yosemite 環境とすることができた。

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