1. Eclipse Plugin 開発に関する覚え書き
仕事ですでに完成済みの Eclipse Plugin のメンテナンスを行うことがあった1のだが,Plugin 開発そのものはやったことがなかったので,あれこれ調べながらやったときの備忘録。特に覚えておくと便利だろうと思うこと。
1.1. Eclipse のデバッグモードと標準出力のコンソール出力
Plugin はデバッグが非常にやりにくい2ので,Eclipse をデバッグモードで起動3する。
$> eclipse -debug -consolelog
ちなみに Windows の場合は,ショートカットなどにこのオプションを付与しておく。
1.2. Plugin のエクスポート
プログラムを修正した後,実際に Eclipse のプラグインとしてモジュールを出力する場合は,plugin.xml の概要画面で右下の「エクスポート・ウィザード」を実行する。
- ディレクトリーを選択すると,指定した場所に「plugins」フォルダーを作成して *.jar ファイルを格納する。
- アーカイブ・ファイルを選択すると,指定した場所に *.zip ファイルを作成する。中身が *.jar ファイルになる。
1.3. Plugin 実行時の文字化け
Java プログラムから出力するメッセージ類が文字化けするときは,build.properties ファイルに,
javacDefaultEncoding.. = UTF-8
を追加すること。
脚注