Fedora 21 にて yum でインストール可能な vim (vim-enhanced
) は (2015/04/12
時点) 7.4.475
と少し古いので、新し目の vim の構築手順を記します。
前提
- version は
v7.4.692
を利用します。 -
gui=gtk2
で構築します。 - インストール先は
/opt/vim/v7-4-692/
とします。
依存パッケージのインストール
以下のコマンドでインストールします。 (X関連のパッケージが足りないかも)
$ sudo yum install gcc make autoconf ncurses-devel perl-devel perl-ExtUtils-Embed ruby-devel python-devel python3-devel lua-devel luajit-devel gtk2-devel libXt-devel
ソースコードの clone
git をインストールします。
$ sudo yum install git
ソースコードをクローンします。
$ git clone git://github.com/vim/vim.git
対象のバージョンに切り替える。
ハイフン区切りで区切られたタグがあるので、指定します。
$ cd vim
$ git checkout v7-4-692
他にどのようなタグがあるか知りたい場合は、 git tag
コマンドでバージョンに対応したタグが出力されるので、適宜指定してください。
vim のビルド
$ cd src
$ make autoconf
$ ./configure \
> --prefix=/opt/vim/v7-4-692 \
> --with-features=huge \
> --enable-gui=gtk2 \
> --enable-multibyte \
> --enable-perlinterp=dynamic \
> --enable-pythoninterp=dynamic \
> --enable-rubyinterp=dynamic \
> --enable-luainterp=dynamic \
> --with-lua-prefix=/usr \
> --with-luajit \
> --enable-gpm \
> --enable-cscope \
> --enable-fontset \
> --enable-fail-if-missing
$ make
vim のインストール
$ sudo make -p /opt/vim/v7-4-692
$ sudo make install
最後に
上記手順で /opt/vim/v7-4-692/
配下に vim がインストールされます。
最後に適宜 PATH
に追加し利用ください。