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[レポート] GCP Professional Data Engineer 認定資格の勉強方法と振り返り

Last updated at Posted at 2020-11-06

はじめに

  • GCP Professional Data Engineerに合格することが出来たため、 記憶が新鮮なうちに自省を含めて、レポートを書きます。
  • (モチベーションとしては、第一問目からいくつかの問題を見た後で「想定できていなかった問題が多く、やばい。」という心境だったので、この反省を受験する前の自分に伝えたい気持ちで書いています。)
  • この記事で述べたいポイントは、**「試験ガイドに書かれている出題範囲はしっかり確認しよう。」と、「組織や状況を仮で想定して、自分が実際の現場に導入し運用する思考訓練しよう。」**になります。

受験前の自分の知識・経験

  • GCP Professional Data Engineerを受けるに当たって、この試験に対する自分の強みと弱みは、以下の状態でした。
    • 強み:
      • 実際にデータエンジニアとして、GCP上でBigQuery/Dataprocを使って、DWH/DMを構築。パイプラインとしてはCloud Composerを利用。BIとしてはData Studioを利用。
      • 過去にはデータアナリストとして、機械学習を学び、レコメンドロジックの作成とチューニングを実施。
    • 弱み:
      • 基幹システムやプロダクトのデータベースなどからバッチベースでのデータ取得は行うが、リアルタイムのパイプラインには詳しくない。
        • したがって、Pub/Sub, Dataflow, BigTable, DataStoreは勉強が必要。

受験までに自分が勉強したこと

※ただし、自分の勉強では、本番で全50問中20問くらいしか自信をもって回答できませんでした。

本番試験を受けた後の反省

  • 実際に1回目を受験する必要があると思います。というのも、自分の勉強した内容と実際の試験とのGAPがどの程度あるのか?は分からないと思います。1回目は、結果は問わない気持ちで受験した方が良いと思います。
    • ただし、次回に活かすために、テスト中に自分が何を理解できていないのか?については、2時間ギリギリまで時間をかけて把握することが重要です。
  • **※ただし、自分の勉強では、本番で全50問中20問くらいしか自信をもって回答できませんでした。と書いたように、自分の勉強方法だけだと不足していた内容がありました。それは、実践的な観点です。例えば、試験ガイド**でも、説明されています。一例を挙げると、以下のような項目になります。
    • システムの可用性とフォールト トレランス
    • ストレージの費用とパフォーマンス
    • データ復旧の計画、実施、ストレステスト(フォールト トレランス、失敗したジョブの再実行、遡及的再分析の実行)
  • この一例を具体的な文言に変換すると、以下のような観点を把握しておく必要があるということです。
    • 各サービスで可用性を高めるにはどうするのか?(注:でもコストは最適化してください。)
    • 各サービスでのバックアップはどうするのか?(注:でもコストは最適化してください。)
    • 各サービスでのエラー処理をどうするのか?(例:データ欠損、未整備データの混入などのケースで。)
  • そのため、上記の問題に答えるためには、実際の状況を想定しながら、各サービスの公式ドキュメントを読んで答えを考える。という思考訓練が必要になるはずです。自分は、今回の受験時に、この部分をまともに取り組めていなかった。という反省です。
    • 今思えば、模擬試験や想定問題で問われていたのは、各サービスとその適切な"ユースケース”の正しい組み合わせが多くだと思います。そのため、現場では当たり前に出てくる問題を、疎かにしていたのだと思いました。

おわりに

  • この試験を受けてみて得た気づきや反省をもとに、さらに勉強を続けていく。というのがこの試験の意義である。と思いました。
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