本記事で実現できること
S3 Glacierの種類を3分以内で比較説明する
参考
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AWS の S3 Glacier を改めて整理してみる
※元記事発行日: 2024年10月01日
※最終更新日: 2024年10月01日
簡単な解説
[S3 Glacier Instant Retrieval]
- Glacier ストレージクラスの中では、一番スタンダードな S3 に近い立ち位置。
- 一番料金高い。
- Glacier の中で一番アクセス速度が早く、即時アクセス(ミリ秒単位)可能。
- アクセス頻度が月1回程度のファイルが目安。
[S3 Glacier Flexible Retrieval(旧 S3 Glacier)]
- Glacierといえば、一旦S3 Glacier Flexible Retrieval を基準に考えると良い。
- データ取り出しの柔軟性を提供
- 早く取り出したければ追加費用が発生。遅くても良ければ、費用は安くなる。
- メディアアーカイブやバックアップデータのような、年に数回程度、いざという時に取り出す可能性があるファイルが目安。
[S3 Glacier Deep Archive]
- 言葉のイメージ通り、奥深くに保存し、最も低コスト。
- データの取り出しに最も時間がかかる Glacier。
- コストは標準よりも安い。
- Flexible Retrieval と違い、迅速取り出しがないので注意が必要。
- 年に1回あるかないか程度のアクセス頻度が目安。