はじめに
はじめまして。tomoと申します。
2023年8月にORACL MASTER Silver SQLを受験し合格したので、その合格体験記を反省点も含めて紹介していきます。
今後受験される方の力になれば幸いです。
結果
正解率は以下のとおりです。
合格ラインは超えていますが、手応えがなく落ちたと思いました、、、
もう少し学習法を変えていれば余裕を持って合格できたと感じたので、そのあたりも反省点として記述していきます。
学習教材
学習には以下の教材を使用しました。
オラクルマスター教科書 Silver SQL Oracle Datebase SQL
こちらは、黒本と呼ばれており試験範囲の内容が詳しく記載されています。章末問題や模擬試験などもあるため、章ごとに理解度を図ることができました。
しかし、注意点としてこちらは問題集ではなく、あくまで教科書であるため問題数が少ないと感じます。合格のためには多くの問題を解くことも重要なので、以下の教材を使用すべきだと感じました。
Ping-t
問題演習には、主にこのサイトを使用しました。Ping-tではユーザー登録することで様々な資格の学習が行なえます。一部有料のものもあるそうですが、SilverSQLの問題はすべて無料で使用できたのでご安心ください。
資格試験準備セミナー:ORACLE MASTER Silver SQL 2019
こちらはOracleが出しているセミナー動画になります。講師の方が問題を出題し、正誤について詳しく説明してくれます。実際にSQLを動かして解説してくれる問題もあったので非常に分かりやすく、理解もしやすいと感じました。
記憶が正しければ、セミナーで出た問題に似た問題が試験でも出題されていたので、ぜひ受講していただきたいです。
学習の流れ
1.黒本を2周
はじめに黒本を使ってインプットを行いました。全部で16章+模擬試験1回分が収録されているので、まずは理解度が浅めでも大丈夫なので黒本を一周して全体の内容を把握するようにしました。その後、苦手意識のある部分などに付箋を貼りながら再度復習していきました。
出題頻度が高いDDL・DML・結合・集合演算子は重点的に学習しましょう。
特にDDLとDMLは混合しがちで間違えやすいので、注意が必要です。
個人差はありますが、私の場合はたくさん問題を解いて得意or苦手を洗い出すことが重要だと考えました。そのため、黒本は2周程度に抑え、章末問題・模擬・Ping-tに移るようにしました。
2.Ping-tをとにかく解く
黒本でインプットした後はPing-tで問題を解きまくります。SilverSQLの問題数は約600問ほどあるので、余裕のある方はすべて解く勢いで学習していただきたいです。
Ping-tはWebサイトで利用できる問題集なので、スキマ時間にスマホで解くことも可能です。また、解説も充実しているので間違えた問題もしっかり復習することができます。
しかし、黒本の問題と比べて難易度が高く、複数選択の問題が「正解をすべて選びなさい」のように何問選べばいいか教えてくれない問題が多いです。
人によっては心が折れそうになるかもしれませんが、Ping-tの問題を理解できれば合格率が飛躍的に上がると感じたので、諦めずに頑張っていただきたいです。(私は諦めて理解度が浅い状態で受験したので苦労しました、、)
また、制限時間付きでランダムに78問出題される模擬試験モードもあるのでぜひ活用してみてください。
3.資格試験準備セミナーを受ける
順番が最後になりましたが、こちらはPing-tと同時期に受けても問題ございません。先述しましたがセミナーでも問題を出題して解説もしてくれるので、Ping-tの息抜きのように活用していました。
難易度的には難しい順に、Ping-t→セミナー→黒本だと感じました。
セミナーではDDLやDMLなど重要項目について詳しく解説がされており、実際の試験と似たかたちで出題されているので、試験対策として重要だと感じます。
しかし、個人的に苦手だった副問合せについての講座が消されていた?ので、そこが残念でした。私だけでしたら申し訳ございません。
以上が私が行ってきた試験対策になります。
反省点
次に今回の学習の中での反省点を挙げていきます。
1.出題頻度の低い項目を軽視していた
先述したとおり、黒本には出題頻度の高い項目・低い項目が挙げられています。私は頻度が高い項目ばかりに重きを置いてしまい、低い項目の学習を疎かにしていました。
しかし、当然ではありますが実際の試験では頻度の高い項目以外の問題も多数出題されます。そのため理解が浅い問題が出題されたことに焦り、中途半端な知識で解答するはめになりました、、、。
試験では焦らず落ち着いて解くことが重要です。「どんな問題が来ても大丈夫だ!」と自信を持って受けるためにも、出題頻度に関わらず学習していただきたいです
2.Ping-tから逃げてしまった
題名のとおりPing-tが嫌になって逃げてしまいました笑。問題数の多さや難易度などに嫌気がさし、黒本やセミナーの問題ばかり解いていました。
しかし、実際の試験問題は黒本より難しく、複数選択の問題がほとんどでした。
あのとき諦めずにPing-tをもっと解いていれば、余裕を持って合格できたのにと反省しました。Ping-tはSilverSQLであれば完全無料でいつでも使用できるので、一日数問だけでも解くようにすれば合格に近づけると感じます。
おわりに
SilverSQLの勉強を行い、取得したことでSQLの知識が少しですが身についたかなと感じました。資格取得しただけでは技術力は身につきませんが、最低限の知識と勉強に対する熱意の証明になるのではないかと思います。
今回の試験の反省点を含め、この体験記が誰かの力になれば嬉しく思います。
拙い文章でしたが、最後までご覧いただきありがとうございました。