CentOS 7 で PostgreSQL 開発元 Yum リポジトリを使って PostgreSQL 11、12 の開発パッケージ postgresql*-devel
をインストールしようとすると、これまで発生していなかった依存関係のエラーが発生するようになっています。
# yum -y install postgresql12-devel
(省略)
Error: Package: postgresql12-devel-12.3-1PGDG.rhel7.x86_64 (pgdg12)
Requires: llvm-toolset-7-clang >= 4.0.1
Error: Package: postgresql12-devel-12.3-1PGDG.rhel7.x86_64 (pgdg12)
Requires: llvm5.0-devel >= 5.0
You could try using --skip-broken to work around the problem
You could try running: rpm -Va --nofiles --nodigest
これは、2020 年 5 月リリースの PostgreSQL 11.8、12.3 から開発パッケージが OS 標準の Yum リポジトリに含まれていない LLVM 関連のパッケージに依存するようになったためです。
この問題は EPEL、SCL の Yum リポジトリを追加すれば解消します。
# yum -y install epel-release centos-release-scl
(省略)
Installed:
centos-release-scl.noarch 0:2-3.el7.centos epel-release.noarch 0:7-11
Complete!
これで開発パッケージをインストールできるようになります。