半年前にSite-to-Site VPN を利用してデータセンターと接続する作業を行いました。
その際、疎通確認ができるまでにハマったポイントがあったため、備忘録として記載します。
構成図
今回、Site-to-Site VPN を利用してデータセンターと接続した際の構成は以下の通りです。

左のデータセンター(社内)から右のデータセンターに構築されたシステムへアクセスできるよう設定を行いました。
1.Site-to-Site VPNの作成
データセンターと接続するためのSite-to-Siteを作成します。
作成手順については、検索すると多くの記事が公開されているため、本記事では割愛します。
2.アタッチメントとルートテーブルの設定
社内からの通信は Transit Gateway を経由しているため、Transit Gateway アタッチメントを作成します。

作成した Transit Gateway アタッチメントを Transit Gateway のルートテーブル に関連付けます。

関連付けが完了したら、ルートが 伝搬されていること を確認します。

3.ルータの設定変更
社内ルータ側でも、データセンターへの通信が可能になるよう、ルートテーブルの設定を追加・修正します。。
4.Direct Connectゲートウェイの設定変更
今回、私は この設定を忘れており、疎通できずにハマりました。

許可されたプレフィックスにデータセンター側の IPアドレス帯 を追加しないと、ルートが相手側ルータに伝搬されません。そのため、この設定が漏れていると通信が成立しないため注意です。
上記を設定することで疎通確認が取れました。
もし Site-to-Site VPN 接続で 疎通できない場合は、Direct Connect Gateway の許可プレフィックス設定が漏れていないか確認してみてください。