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30代で新卒就活をした自分が、年齢に不安のある人に伝えたいこと

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1. この記事を書こうと思った理由

自分は30代前半で、新卒エンジニアとして就職活動をしました。

一般的な新卒よりかなり年齢が高かったので、始める前はかなり不安がありました。
年齢やこれまでの回り道を理由に、最初から不利に見られるのではないかと思っていたからです。

でも実際に就活してみると、始める前に想像していたほど特別なものではありませんでした。
もちろん簡単だったと言いたいわけではありませんが、少なくとも「年齢が高いから無理だ」と思う必要はなかった、というのが今の実感です。

この記事は、同じように年齢や空白期間、回り道を気にして、新卒就活に踏み出せずにいる人に向けて書いています。

自分の経験ベースにはなりますが、

  • 就活前にどんな不安があったか
  • 実際にやってみてどうだったか
  • 普通の新卒就活と何が違ったか

をできるだけ率直に書いてみようと思います。

少しでも、「自分も動いてみていいのかもしれない」と思えるきっかけになればうれしいです。

2. 就活前の不安と、それを強めたネット上の情報

自分には、いわゆる「引きこもり」だった時期がありました。
そのあと20代後半で大学に入り、大学院まで進みました。
そのため、就活をする頃には一般的な新卒よりかなり年齢が上でした。

新卒就活を考え始めたとき、最初に浮かんだのは期待よりも不安のほうでした。

「ちゃんと選考に乗せてもらえるのか」
「年齢を見た時点で厳しく判断されるのではないか」
「形だけ面接して、最初から落とす前提なのではないか」

そんなふうに考えていました。

その不安をさらに強めたのが、ネット上の情報でした。
就活前に「30代 新卒」のような言葉で検索して、出てきた記事やQ&Aをいろいろ読んでいました。そこには、

  • 新卒枠での採用は難しい
  • 大企業は厳しい
  • 普通の新卒と同じやり方では通用しない
  • 特別な経験やスキルが必要

といった、かなり悲観的な話が多くありました。

当時の自分は、そういう情報をかなり真に受けていました(もちろん、ネット上の情報が全部間違っていると言いたいわけではありません)。
もともと不安が強かったこともあって、悲観的な情報だけを拾ってしまっていた部分もあると思います。

さて、ネット上ではいろいろ厳しいことが書かれていましたが、実際に就活してみると、受けた印象はかなり違いました。
次の章では、そのあたりを自分の経験ベースで書いていきます。

3. 実際に就活してみて分かったこと

実際に就活してみて感じたのは、特殊な対策などは必要なく、基本は普通の新卒就活として進めていけるということでした。

自分が実際にやったことは、ESを書いて、自己分析をして、企業研究をして、面接対策をするという、ごくオーソドックスなものばかりでした。

面接で聞かれる内容も、志望動機や研究、ガクチカなどが中心でした。
少なくとも自分が受けた範囲では、事前に想定して対策していたような質問がほとんどで、「年齢が高い新卒向けの特殊な面接」を受けているような感じはありませんでした。

結果として、選考にはきちんと乗ることができ、大手・メガベンチャーを含め内定も複数いただくことができました。

もちろん、すべてがうまくいったわけではなく、普通に面接でやらかしたと感じて落ちた企業もありましたし、マッチングの部分で落ちたのだろうと思う企業もありました。
しかしそれも含めて、特別な枠として扱われているというより、普通の新卒就活として見られていた感覚のほうが強かったです。

ただ、ひとつだけ普通の新卒就活とは異なる点があります。

それは、空白期間や回り道について説明する場面があることです。

4. 空白期間の説明

空白期間の説明において必要だったのは、空白期間や過去の経緯について納得感のある説明を用意しておくことです。

大事なのは、細かく重い話を全部することではなくて、

  • 何があったのか
  • 今の自分はそれをどう整理しているのか
  • 同じことが起きたときにどう向き合うつもりか
  • それを支える事実があるか

を、自分なりに落ち着いて話すことでした。

例えば、自分は以下のように回答していました。

2つのことが原因で生活や通学が困難になりました。
その2つの原因は、X(メンタル要因)とY(偶発的な出来事)だと考えています。
Xは当時に比べ大幅に改善しています。事実として、大学では単位を落とすことなく現在まで継続して通学できています。
また、Yがまた起こったとしても、一度経験したことで向き合い方を学んでいるので、以前より落ち着いて対処できると考えています。

就活を通して感じたのが、面接で過去の事情に触れられるとき、思っていたよりずっと配慮があったことです。

自分の場合は、

「合否とは関係ないが」
「話せる範囲で構わないので」

といった前置きがあることが多かったです。
また、志望動機やガクチカのように深掘りされることはありませんでした。
企業によっては、そうした確認が本選考そのものではなく、選考要素のない面談の中で行われることもありました。

どの企業でも、「過去を細かく値踏みする」というより、「これから無理なく働けそうかを確認している」という印象のほうが近かったです。

もちろん、こうしたことを話すのが本当につらい方もいると思います。
その場合は、面接前に「どこまでなら無理なく説明できるか」を整理しておくと良いと思います。

5. おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
(実はQiita初投稿なので、最後まで読んでいただきとてもうれしいです😊)

就活前の自分は、年齢で極端に不利になったり、普通の新卒就活とはまったく違う準備が必要なのではないかと思っていました。
でも実際には、必要以上に構えすぎなくてよかった、というのが今の実感です。
もし1年前の自分にアドバイスができるとしたら、「あれこれ考えすぎず、当たり前のことを当たり前にやればいい」と伝えたいです。

もし今、同じような不安があって一歩を踏み出せずにいる人がいたら、まずは「自分はもう無理だ」と決めつけないでほしいです。
そして特別なことを考えすぎず、まずは普通の新卒就活としてできることから少しずつ始めてみてほしいです。

この記事が、1年前の自分と同じ不安を抱えている方の背中を少しでも押せたらうれしいです。

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