投稿者の記録として,ここに書き記しておきます。
また,誰かの参考になればと書き始めた次第です。
1.初めに
初心者が最初に触ることである程度有名な RaspberryPi。
最初はモニター,マウス,キーボードとか繋げて色々するわけですよね。
HTMLなりWeb鯖なりと開発をしていると,
次第に、自分のメインPCと鯖の移動が面倒になってくるハズ…(本人談)。
そうなるとSSHがやりたくなってくる。いや,なってるはず。
何故VSCodeでSSHをするんだ,という疑問には視覚的にわかりやすいからという理由が挙げられる。
2.用意するもの
投稿者の一例として載せておきます。
- Raspberry Pi 4 Model B 本体たち
※今までの実行環境からモニターとキーボードとマウスを除いたすべて - 別途PC Windows11(SDカードにOSを入れる用&SSHする側のパソコンとして)
3.セットアップ
もうすでにRaspberryPiを使ったことがある前提で深くは説明しないので,別のサイトを参考にしてほしい。
3.1.Raspberry Piのセットアップ
まずはRaspberryPiにOSを書き込むところから始める。
公式サイト - Raspberry Pi Imager

ソフトを起動して3つの必要情報を入れて次へを押す。
次へを押した後に何か聞かれるが,設定を編集するを選ぶ。
ホスト名,パスワード,WiFi,ロケールは設定を各自設定しておいてほしい。
ただし,パスワードは必ず設定する事を忘れないこと。
次のタブのサービスでは,"SSHを有効化する"というチェックボックスにチェックを入れ,
”パスワード認証を使う”を選ぶ。
「SSHのパスワード認証はやめとけ」という声が聞こえてきそうですが…
今回は外部とのつながりを作らないという使い方を前提にpassword認証を用いる。
別の機会にもう一方のSSHのやり方も書きたいと考えている。
これで書き込みを開始すれば,Raspberry Pi側の準備は完了である。
電源とネットだけつないで電源を入れて放置しておこう。
各自、Raspberry Piの IPアドレスだけは調べておくこと。
3.2.PC側のセットアップ
ステップは3つだけ。
- VSCode(VisualStudioCode)をPCへインストールをする
- Remote - SSHの拡張機能を入れる
- SSH接続をする
VSCodeのインストール,セットアップは省略するので,各自で調べてもらいたい。
著者が参考にしたページは下に乗せておく。
ホストに接続する→新規SSHホストを追加する… と進める。
そうすると何やら入力することを求められるので,
ssh "ユーザー名"@"ラズパイのIPアドレス"
と入力してエンター。""この部分上は人によって違うので適宜。
パスワードを聞かれるので自分で設定したパスワードを打ってエンター。
OSが3つくらい表示されれば,Linuxを選んで待つ。
エラーが出ずに,下の青い部分が"SSH:×××××"という表示になっていれば成功。
この時点でエラーが出るのは,"IPアドレス,ユーザー名,パスワード"のいずれか
が間違えている可能性があるので,もう一度確認をすること。
おまけ
ターミナル → 新しいターミナル
で見たことのあるターミナルを出すことができ,ターミナルに
code ./
などと打つと,指定したディレクトリのファイル一覧を表示することができる。
これで簡単にフォルダを見ることができるようになって作業が捗るようになりましたとさ。
保存のパーミッションとかの話はこの記事には書かないので,悪しからず…
参考資料
[VSCode SSHセットアップ]https://www.cross-side.co.jp/2021/02/17/visual-studio-code%E3%81%AEremote-ssh%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E6%96%B9%E6%B3%95/